運転手の救助は未だらしく、一刻も早い救助が待たれる。生存はかなり絶望的なような気はするんだが……、頑張って欲しい。
道路陥没、穴の範囲拡大 発生3日目、男性救助続く 二つの穴、未明の崩落でつながる
2025/1/30 10:19
埼玉県八潮市の県道交差点で道路が陥没しトラックが転落した事故で、地元消防などは発生3日目となる30日午前、運転手とみられる男性(74)の救助活動を続けた。
産経新聞より
この手のニュースは、支那や韓国では珍しくなかったが、日本でも発生してしまったようだ。
緊急点検が必要?!
シンクホール発生
事件発生は1月28日の10時頃。
(1)発生日時
令和7年1月28日(火)午前10時頃
(2)発生場所
県道松戸草加線中央一丁目交差点内(八潮市中央一丁目地内) ※現在、通行規制中
(3)陥没状況
直径約9~10メートル、深さ約5メートル
(4)被害者状況
通行中の2トントラックが車両ごと落下 現在救助活動中 けがの詳細な状況は調査中
埼玉県のサイトより
2トントラックが車両ごと落下して、運転手が取り残された状態にあり、30日現在、救出完了していないという。
そして、穴は広がっているようだ。


一刻も早い救助をお願いしたいが、穴の近くに近寄れない状況が続いているので、救助は難しいのだろうね。
原因は下水管の破損か
今のところハッキリした原因究明に至っていないようだが、どうやら下水管の破裂によって道路下を支えていた土砂が無くなってしまったことが問題だったようだ。
埼玉 八潮 道路陥没 救助難航 “下水道管破損原因可能性”
01月28日 18時22分
28日午前、埼玉県八潮市の交差点で、道路が陥没して男性1人が乗ったトラックが転落しました。 ~~略~~
埼玉県八潮市の陥没した道路の下には下水道管が通っていて、県は、下水道管の腐食が原因で地中に空洞ができていた可能性があるとみて原因を調べることにしています。
埼玉県八潮市の陥没した道路の下、およそ10メートルの地点には下水道管が通っています。
県の下水道事業課などによりますと、下水道管が腐食して穴があき、徐々にその穴に土砂が流れ込むことで地中に空洞ができていた可能性があるということです、この上をトラックなどの車両が通ることで重みに耐えきれず、道路が陥没した可能性があるとしています。
また、腐食の原因については、下水道管を流れる下水に含まれる生ゴミなどの有機物から硫化水素が発生し、空気に触れることで硫酸となって水道管を溶かした可能性があるということです。
NHKニュースより
下水管の腐食による破損が原因だとすると、こういったトラブルは何処ででも起こりうるトラブルということになる。
どうやら、コンクリート製の大型土管を使っている場所だったようで、
埼玉の「恐ろしい道路陥没」はどこでも起こり得る? 「下水道管老朽化」という根深い問題 幹線道路ほどヤバいワケ
2025.01.30
埼玉県八潮市の道路陥没事故は、交差点にあるマンホールの下で起きました。崩落するはずのない路面が突如、なくなってしまう。老朽化した下水道管の腐食などがきっかけで起きる災難であり、そこには全国共通の課題があります。
~~略~~
現場となった埼玉県管理の幹線下水道は、交差点の上流側で直径3m、合流して水量が増える下流側では直径4.74mの巨大なコンクリート管でした。幹線道路には、こうした巨大な下水道管が埋まっています。
乗り物ニュースより
コンクリート管で腐食……。コンクリートが浸食されていけば、そういうこともあるかも知れないんだけど、理屈はこんな感じらしい。
「汚水が滞留し(管が)腐食することで(細菌が)硫化水素を発生させます。軽いガスはコンクリート管のおもに上部、壁面に結露して硫酸に変化します。すると、コンクリート壁を腐食させ鉄筋をむき出しにします。保護層を失った鉄筋も腐食してひびを作り、損傷は大きくなります」
硫酸の腐食は水に浸かっている部分にはできません。穴は下水道管の上側に発生するので、下水管の上にある土砂、つまり道路の下にある土砂が砂時計のように下水道管に落ちて、道路と下水管の間に空洞を作ります。幹線道路の舗装は厚みがあるので、ぎりぎりまで道路を支えて、ついに崩落します。
乗り物ニュース「埼玉の「恐ろしい道路陥没」はどこでも起こり得る?」より
この理屈だと、なかなか発見は難しいってことでは?
影響広がる
ともあれ、下水管破損したってことは、復旧するまで下水が使えなくなるって事である。

周辺でかなり広域にわたる下水使用不能地域が出ている。電気やガスと違って、これの復旧はかなり難しそう。
陥没に起因すると思われる障害として、18時20分現在、NTT光ケーブルの通信障害が発生しているようです。
埼玉県のサイトより
通信にも影響がでているのだけれど、こういった広い道路の地下にはガス管とかも埋まっていることがあるので、更に影響がでてくる可能性も。
2020年には予兆を発見していた
で、今回は完全に不意打ちだったのか?かというと、そうでもなかったらしい。
ただ、埼玉県は2020年に現場となった交差点の上流500mで、鉄筋がむきだしになった不健全なコンクリート管を発見し、今も補修計画を練っている途上でした。また、2021年には下流で、ただちに修繕が必要なほどではありませんが、前者ほどではありませんが不健全な状態を把握していました。
乗り物ニュース「埼玉の「恐ろしい道路陥没」はどこでも起こり得る?」より
……これはなかなか判断が難しいかも。行政が責められる展開になりそうなんだけど、現場の苦労を耳にしている僕としては、責める気になれない。
そもそもこの話は、下水管にクローズアップされているんだけど、現実的には上水道やガス管も同様にヤバイ。
下水道管に起因の道路陥没事故、今後増える恐れ…耐用年数超え増加で
2025/01/29 12:14
埼玉県八潮市で県道が陥没し、走行中のトラックが転落した事故は29日午前11時現在、運転席に残されたままの男性運転手の救出活動が続いている。トラックの荷台部分は同日未明に引き上げられたが、近くでは新たな陥没も発生し、地中のガス管が破損する恐れがあるとして、市などは半径200メートルの約200世帯に避難勧告を出した。
~~略~~
こうした事態に備え、15年改正の下水道法で、下水道事業を担う全国の自治体などは腐食の恐れの大きい下水道管を5年に1回以上点検するよう義務づけられた。国交省は、点検で異常が確認されたら速やかに対応するよう求めている。
讀賣新聞より
国交省も「早く点検しろ」という通達は出していたみたいなんだけど、バカも休み休み言えよ……。
埼玉の道路陥没うけ下水道管理者に緊急点検要請 国交省
2025年1月29日 22:30
橘慶一郎官房副長官は29日の記者会見で、埼玉県八潮市の道路陥没事故を受けて、国土交通省が全国の下水道管理者に同様の箇所の緊急点検を要請したと明らかにした。「事故の原因の調査結果を踏まえ、必要な対応をとる」と語った。
日本経済新聞より
簡単に点検ができたら苦労はしないんだよ。発見したら発見したで早急に対策を講じる必要があるんだけど、その予算の裏付けをどうするのか?とか、工事の手配ができるのかとか、色々あるんだよ。
点検の通達は出ていたが
なお、国土交通省はも維持管理の通達は出している。
下水道の維持管理
ストックマネジメントは、長期的な視点で下水道施設全体の今後の老朽化の進展状況を考慮し、優先順位付けを行ったうえで、施設の点検・調査、修繕・改善を実施し、施設全体を対象とした施設管理を最適化することを目的としています。
国土交通省より
だが、地方自治体に丸投げのこの点検は、とてもではないが全域の調査に至らない状況だ。

ハッキリ言うが、無理なことを押しつけられても困るのである。
(1)施設の現状 ・令和4年度末における、全国の下水道管渠の総延長は約49万km。 ・標準耐用年数50年を経過した管渠の延長約3万km(総延長の約7%)が、10年後は約9万km(約19%)、20年後は約20万km(約40%)と今後は急速に増加します。 ・令和3年度末で約2,200箇所ある下水処理場でも、機械・電気設備の標準耐用年数15年を経過した施設が約2,000箇所(全体の90%)と老朽化が進行しています。 ・持続的な下水道機能確保のため、計画的な維持管理・改築事業の実施が必要です。
国土交通省より
地下のことはなかなか外からは分かりにくいので、センサーなどを用いての点検になると思うけれども、音波を用いた点検方法とかドローンを使った点検方法とか、色々な技術を駆使して点検することになる。最近はAIも導入しているっぽいけれども。
そういえば、人工衛星を使ってもある程度検査ができるらしいね。

ただ、人工衛星を用いた検査方法を使ったとしても、細部は検査員が現地に赴いて調査する必要がある。そして、この手の技術を全国展開するには、それなりの時間を要するわけで。
国交省は精神論とかべき論じゃなくって、実現可能な方法の提示をして欲しいものである。何しろ、全国的に調査の人手は圧倒的に不足しているのだから。
ああ、文句を垂れたが、上で紹介している国交省のサイトには「ストックマネジメント」という考え方が紹介されている。膨大なストックを適正に管理するため適正な管理サイクルを回せと書かれている。割と納得でいる考え方なんだけど……、現場にプロが減っているのでこのサイクル、回せないんだよね、現実的には。
追記
コメントを頂いて、説明を端折った部分はあったなぁと、ちょっと反省。
土管に硫化水素や硫酸が出来るか?という話に関しては、理系の人間にとって、特に実験畑の人間にはやや信じ難い事実であると思う。その疑問は当然で、僕自身もこの点に関しては少し調べている。
結論から言うと、出来るようだ。
管路施設の硫化水素対策工事について
下水道の供用開始から年月が経過するにつれ老朽化が進み,下水道の管きょを原因とした道路等の陥没が全国各地で見られるようになっています。下水道施設の老朽化は,私たちが管理している流域下水道でも例外ではありません。管きょやマンホールなどの管路施設は,誰もが利用している道路等の下に埋まっていることから,万が一にも事故があると多大な迷惑を掛けてしまうことになり,また命に係わるような事故につながることもあります。
埼玉県のサイトより
実際に、今回は命に関わるような事故につながってしまったが、下水道施設の老朽化は日本各地で発生していて、ここから更に進んでいく話。


下水管のマンホールの中を撮影した写真というのは、あまり見かけないと思うのだが……、まあまあやばい状況になっている。
管路施設の老朽化を早める原因として,汚水中から発生した硫化水素(気体)が管きょ内壁面の結露に溶けて硫酸になることにより,コンクリートを溶かしてしまうことが挙げられています。コンクリートは強アルカリ(pH12~13)なので,硫酸(強酸)が付着すると溶けて(腐食して)強度を失ってしまいます。実際にコンクリートの腐食が進んでいる箇所のコンクリート表面のpHを測定すると,最高でpH2程度になっていることがあります。
埼玉県のサイトより


結構やばいことになっている様子がわかると思う。
更新の際には,硫化水素によるコンクリートの腐食が主な原因であれば,プラスチック系の管きょやマンホールにするなど,老朽化の原因や現場の周辺状況から最適と考えられる方法で改築更新や対策工事を行っています。
埼玉県のサイトより
この手の研究はかなり以前から分かっている話ではあるようなのだが、実地でデータ検証ができるようになったのは老朽化が進んでから。
こんな状況が全国で進んでいるということなので、割と待ったなしな状況のところも結構あるのではないだろうか。
追記2
硫酸生成プロセスに関してもう少し突っ込んだ話をすると、化学的プロセスではなくて生物学的プロセスによるもののようだ。
こちらの資料は日本下水道事業団技術開発部の「いまさら聞けない下水道講座」に掲載の内容である。

日本下水道事業団によると、硫酸生成プロセスは、硫化水素と硫黄酸化細菌によるもので、チオバチルス菌(Thiobacillus)が主であるようだ。
こちらはビックリート製品協会のサイトで紹介されているモデル。

この手の話は、論文にも紹介されている。
下水処理に用いられる生物膜や下水管渠内の付着生物膜内には、硫化水素(H2S)の生成および酸化反応による硫黄循環が存在する。硫酸塩還元反応によって生成された H2S は、生物膜内に侵入した溶存酸素(DO)や硝酸塩(NO3)により再び硫酸塩(SO42-)まで酸化される。
土木学会第57回年次学術講演会資料より
大変申し訳ないがこの辺りの知識は専門的に学んだ話ではないので、やや的外れな回答になっている可能性はあると思うのだけれど、その場合はご容赦を。
重要な点は、こういったコンクリート管の腐食は割と一般的に知られる劣化で、そのプロセスに関してもある程度原因が分かっている。そして、全国的に見られる傾向なので対策が必要だということだね。
追記2
ドローンに関してコメントで触れていただいたので、少し追記させて欲しい。
狭くて長い下水道管渠を点検する設備点検用ドローン「IBIS」
2020年3月16日 19:29
Liberawareは2月4日、千葉市のトライアル発注認定事業のひとつとして、市内の水路管渠を同社の設備点検用小型ドローン「IBIS」を使って行う点検作業を報道陣に公開した。
ドローンジャーナルより
何年か前から、ドローン利用による地下道点検技術の開発が進められている。
ドローンで変わる!プロに訊く下水道点検の未来。3Kから安全&時短へ
2023.1.27
もしもあなたが下水道点検のお仕事に関わっているのであれば、大変な作業であり危険が伴う作業でもある下水道点検を、なんとかもっと楽で安全にできないものかとお考えになったことがきっとあるはずです。
ドローンがその答えとなり得ることが、近年証明されつつあります。
従来からプラント点検などに利用されてきたドローンですが、下水道点検にも有効な手段となることが複数の実証実験で明らかになっており、一部の地域では実用レベルでの運用もスタートしています。
ドローンナビゲーターのサイトより
現状でも実用レベルの点検機は存在するようだが、その台数やオペレーターの数は足りていない。
この会社は2017年からドローンを使った調査を行っています。
ドローンは飛行するタイプと、水面に浮かぶタイプ、それに水中に潜るタイプの3種類で、管の大きさや環境にあわせて使います。
人が入れない危険な場所でも調査ができ、下水道を使いながら調査が行えるのもメリットだということです。
NHKニュースより
ただ、優れたドローン技術は支那製(民生品)が多く、日本国内では技術開発が進んでいない。一部で少ない補助金を受けてコツコツ技術革新が進められているのだけれど、その技術の上澄みを支那に吸い上げられるという構図になっているのが困る。
今回の事件を反省して、国家レベルでドローン技術の推進にお金を使っても良いかもしれない。
個人的にもピット作業に関する技術指導を受けたことがあり、実際に作業をした経験もあるのだけれども、ピット作業は思った以上に危険な作業だ。こういった分野にこそドローンを利用すべきだと身に染みて思うわけだが、そういった技術の必要性を浸透させることこそ、メディアが担うべきなのではないか。
コメント
乗り物ニュースのメカニズム解説、水の流れない土管上部に濃縮、は同意できるけど、色々と化学の常識に反してて、、、こんな簡単に硫酸できない
もし以前の上流の土管劣化で硫酸検出されてたのなら、違法排水とか別の原因あるのでは?、、あるいはシロート向けに説明 端折りまくってるか
ええと、ご指摘の疑問については、追記させていただきました。
お調べ頂いて申し訳ないのですが、
汚泥は細菌の働きでよく硫化水素H2Sを発生し、悪臭問題を起こします。ちなみにこの細菌は硫酸分解菌とか硫酸還元菌とか言う、そこらに普通にいる菌ですね。
またリンクの埼玉県の資料もおかしくて、硫化水素H2Sは水に溶けてると弱酸の硫化水素水、濃いとpH4になりますが
(またリンクの宮城県の資料の濃度、Max460ppbだとほぼ中性)
硫化水素H2Sは水に溶けても強酸の硫酸H2SO4には成りませんよ。
硫酸は敢えて言えばSO3の水溶液ですが、H2SをSO3に酸化するには強力な酸化剤か数百度の高温が必要で、
例えば昭和の光化学スモッグの一原因であるディーゼルエンジンの高温などが必要ですね。
自然界の紫外線などでチョビチョビ出来る硫酸は上述の硫酸還元菌が硫化水素H2Sに分解しちゃいます。
ですから、埼玉県がpH2:硫化水素じゃ無理 を検出してるなら、それは硫化水素が原因じゃなく、私の前レスの
>別の原因あるのでは?
案件では?
或いは写真だとpH測定が誤差の出がちな万能pH試験紙なので、pHの誤判定の方が可能性高いかな?
だとしてコンクリートって硫化水素ごときに そんなに弱い?
コメントで返信すると読みづらくなってしまうので、追記という形でお返事させていただきました。
お恥ずかしながら専門外の分野ですし、本当に硫酸が生じているかは確認する術を持ちません。
もしかしたら一般的に知られるプロセスが正しくなく、もっと別な事態が発生している可能性はあるとは思います。しかし、そこは専門家が解決してくれたら良いなと思う次第。
メカニズムは納得しました。ありがとうございます。
しかし益々悲惨な事態に(泣)ちょっと穴 大きくなり過ぎじゃ無いです?
負け惜しみじゃ無いですが、運転手さんを救う為にも、被害拡大を防ぐためにも、
過去事例の先入観に縛られ過ぎない方が良いような。
勝ち負けということはないと思いますよ。
寧ろ、知識に基づいた疑問提起は大切だと思っています。
「良くある事例」とは異なる減少だった可能性も十分に検討する必要があるし、今後の役に立つと思いますから。
ご指摘のように、今回の事例が得に被害が大きかった理由などもしっかり追求していくべきだと思います。
先ずはドライバーさんの御無事を祈る。
それで……これはヤバいぞ。ヤバいぞ!
半島の記事を読んだ時は「ばーか!」と笑っていたのですが、我が国でも起きた!
という事は、やはり我が国のインフラの多くが高度成長期のもので、経年劣化でヤバい状況にあり、たいへんにヤバいと!
楽しい日本とか言ってる場合じゃないぞ石破さんよ!
今日は。
メカニズムはともかく、地表での酸性雨と似たような現象が生じているということなのですね。地表ですと目視でもなんとなくわかりますが、地下ですと検査自体が手間暇かかって大変です。地中レーダーや音波探査とかで空洞を検出するにしても、人手やコスト面でも対応に時間がかかりますから、国土の強靭化の面からも早めに国、自治体が手を打ってほしいものです。
こんばんは。
途中で少し紹介していますが、水が漏れいている状況であれば衛星で確認する技術もあるんですよ。
ただ、結局どうなっているのかは、地下に入ってみないとわからないんですよね。
ドローン技術を使えばもう少し効率的に行けるかもしれませんが。
ようやくスロープ出来て夕方から重機が入れるみたいで、間に合えば良いのですが
>ドローン
点検の方、水道管点検ロボットの技術やウクライナで使われ始めた数km伸ばせるリモコン光ファイバの技術が応用展開できれば
あと補修の方も、モルタル3Dプリンターが使えて土管内に潜り込めるロボットが出来ると 良いなあ
ドローン技術は取り入れる取り組みがなされているようですね。
僕もそういった技術の発展には期待しています。安全性を担保する意味でも。
こんにちは。
本件は、まず、被害に遭った運転手の一刻も早い救助を願うと共に、二次災害を絶対に起こさない事を願うものです。
※ここで言う二次災害は、救助隊の人命的な意味です。
※シンクホールの拡大は、そう簡単に停められるもんじゃ無いので。
流水による吸い出しが主原因だとして、配管の劣化は国土のあちこちで起きていますから、一刻も早い対策が必要ですが、何しろ人とカネがない。
誰だよ、「コンクリから人へ」とかほざいた馬鹿は。「コンクリも使って人を豊かに」なんだよ、メンテコスト舐めんな!って脳内では怒髪天をついてますが、国交省のそーかそーか人事も似たようなものかも……とも思えますので、本当に、真の意味で国のためになる政治家と官僚を置かないと、早晩、国がひっくり返りますね……
おはようございます。
なかなか被害者男性の発見には至らないようですが、作業にあたられている皆さんには頑張って欲しいですね。
過去に築いた莫大なインフラ遺産の全てを維持するのは難しいでしょうから、取捨選択は必要になると思います。優先順位を付けて頑張って欲しいです。
こういう問題は自分には難しいので、ひたすら原因と対策を学ぶだけです。
よくまとまっている専門家の研究成果が公開されていましたので↓にご案内しておきます。
路面下空洞の実態と陥没対策(東京大学 桑野玲子)
https://tinyurl.com/2p9thjt7
資料拝見しました。
思った以上に陥没事故は発生しているようですね。
ただ、これまでは今回のような大規模な陥没ではなかったので目立たなかったということなのでしょう。
大規模な陥没に至る前に手当てが出来る体制が整うと良いのですが。
専門家でないものが言うのもなんなんですが、土留しないんでしょうかね。
最初の頃は無くても仕方ないと思うのですが、崩れはじめた時点で開削工事やってる土木の現場の方に聴いたほうがよかったような気がします。
いずれにしても、ちょっと動きが遅すぎに見えます。
もう死んじゃってるかのような感じで。
もちろん現場の消防・警察・救助活動に携わっている人は最善を尽くしていると思います。(二次災害防止は大切なことです。これは疎かにできません。)
もうちょっと早く国・県が市(並びに所属する消防)をサポートしてあげていたらなとは思います。
※実際はしていたんでしょうけども、伝わってないか、もしくはテレビ等報道機関以外に発信できていない可能性はありますが。
詳しいことは現場を知らないので何とも言えませんが、最善を尽くしていると信じて待つしかありません。
結果は、今尚出ていないようですが。