どういう理屈でそうなるのか良く分からないが、薬価の一律引き下げを決めたようだ。いや、記事の途中で推測はしているんだけど、アレが本当だとすると情けない話である。
薬価 来年度の改定では一律引下げを改める方向で調整 厚労省
2024年12月20日 7時04分
国が定める薬の公定価格をめぐり、厚生労働省は来年度の改定では、対象となる品目を一律で引き下げる従来の方法を改める方向で最終調整しています。新薬は引き下げの対象を限定するなど、個別に判断することにしています。
NHKニュースより
厄介な……。
薬価を下げるよりも
投資費用を回収する必要がある
インフレ基調にある中で、「どういうわけか」薬価は引き下げする方針である模様。しかし、薬の開発費は莫大なコストを要する。
来年度の改定では、ことし9月の市場価格の調査をもとに引き下げが行われる方向ですが、製薬業界などには、毎年の下落が薬の開発能力の低下や供給不安を招いているとして見直しを求める声があります。
このため厚生労働省は、対象となる品目の公定価格を一律で引き下げる従来の方法を改める方向で最終調整しています。
NHKニュース「薬価 来年度の改定では一律引下げを改める方向で調整 厚労省」より
恐らくは医療費の圧縮などを目的とした薬価の引き下げを画策しているのだと思われるのだけれど、薬の製造には莫大なコストがかかるので、投資した金額を回収出来なければ企業活動は成り立たない。
だから、ここ数年の薬価を引き下げ続けている現状は、開発企業にとっては苦々しい思いでいるだろう。製薬会社だって慈善事業をしているわけではないのだ。
実際に、厚生労働大臣の福岡氏は、医薬品の供給不足を認識しているはずなのだ。
【福岡厚労相】局所麻酔薬「アナペイン」の不足問題にコメント
2024年10月08日 公開
厚労省の定例会見で局所麻酔薬「アナペイン」が全国的に不足している問題について、記者から質問が出ると、福岡厚労相は、「アナペイン」だけに限らず、医薬品の供給不足に対しては、医療現場の声や製造販売業者等からの報告を踏まえ、製造販売業者へ増産の要請や、医療機関等への適切な処方等の働きかけを行うなど、個別の事例に応じて丁寧に対応しているとの考えを示した上で、「アナペイン」については、製造トラブルにより全ての受注に対応できない状況になっているとの認識を示し、供給の再開に向け、現在、必要な薬事手続きを進めているとした。
ドラビズ Onlineより
そうしたら、何故、供給不足なのかくらいは当然把握すべきだろう。
ジェネリック医薬品に纏わるトラブル
ジェネリック医薬品の登場によって、医薬品業界はかなり大きな変革をもたらされた。ああ、ジェネリック医薬品とは、ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、先発医薬品(新薬)の特許が切れた後に製造・販売される医薬品のことだ。
特許は消尽しているという考え方なので、後発メーカーは公開された薬効成分を参考に作ることが出来る。
【薬不足の3つのワケ】ジェネリック・増産・取引習慣…医薬品全体に関係する「構造的な問題」が背景に!?患者側ができることは?【インフルエンザ流行】
12/23(月) 15:43配信
全国でインフルエンザの患者が急増するなか、病院や薬局で深刻化する“薬不足”。現場で圧倒的に不足しているのは、感染症関連の「咳止め」や「痰切り」などの薬だと専門家は指摘します。他にも、「高血圧の薬」や「精神科系の薬」なども不足しているということです。
~~略~~
薬不足の原因の可能性の1つとして考えられるのが、ジェネリック医薬品(新薬の特許が切れた後に製造・販売される薬で、新薬と同等の効き目・有効成分があると国が認めた薬)の“不足”です。
Yahooニュースより
その結果どうなったかと言うと、現在流通する医薬品の8割がジェネリック医薬品という異常事態になった。だが、コレを推進したのは政府である。
社会保険料の増大に拍車をかけることになるから費用を圧縮したいという気持ちは分かるが、その為に推進したジェネリック医薬品の利用はかなり不味い事態を招いている。
1つは、品質問題だ。
ジェネリック医薬品をめぐっては、過去に“不祥事”がありました。2020年、小林化工が製造した薬に“本来は入っているはずがない”睡眠導入剤が混入し、服用した2人が死亡しました。また2021年以降、ジェネリック医薬品メーカーの不正が発覚して処分が相次ぎ、生産能力が低下していったということもあります。
Yahooニュースより
懇意にしている医師は、「ジェネリックは効かないこともあるから、注意した方が良い」という。モノによって異なるというらしいし、注意しろと言われてもとは思うのだが、利用している医院の複数の医師から似たような話を聞いたので、そういうケースはあるという事は間違いなさそうだ。
これは、薬効成分として発表されているものの他に、微量に交じる成分が効果を増幅している可能性があるという話。まあ、このあたりは想像の域を出ない話ではあるが。
そしてもう1つは、利益構造だ。
ビジネス的な観点では、そもそも「ジェネリックは儲からない」と、坂巻氏は指摘します。というのも、国が決める「薬価」が下がってきているということです。国は市場価格を調査して決定するため、競争原理が働き、薬価は下がる傾向にあります。一方で、原価・輸送コスト・人件費の高騰で「生産コスト」は上がっているため、ジェネリックビジネスから撤退する企業も増えてきているようです。産婦人科医の丸田佳奈氏は「ジェネリックは、95~98%が仕入れ値だと言われるぐらい、本当に儲けにならないものもある」と話します。
Yahooニュースより
実は、ジェネリック医薬品の方が高くなるケースもあるようで、そうでなくとも利幅はかなり薄い。
実は、医薬品の特許が切れてもその製法が公開されるわけではない。長期間試行錯誤して至った製造方法に、後発メーカーが辿り着けないということは結構ある。もちろん、後発メーカーのほうが効率の良い製法を手に入れる可能性もあるのだが、そんな技術があるメーカーなら新薬開発できちゃうんだよねぇ。
その上で、ジェネリック医薬品同士で価格を引き下げる競争をしているのだから、市場価格はガンガン下がる。薬価が下がる理由はそんな構図になっているようだ。
減薬が進まない
一方で、医師としては「お薬多目に出しておきましょうか」ということをやる。無論、僕自身は社会人で気軽に休みを取れぬ身、多少多目に出してくれた方がありがたいのだが、一方で飲み残しというのも意外に発生しやすい。
最近は多少減らすようにお願いしているので問題はないが、高齢者などは薬を飲みたがらない人も結構いるようで。
高齢者の減薬対策、実施なし病院6割
2024年8月9日 14時05分
高齢者が多くの薬を服用して引き起こす有害事象「多剤併用問題(ポリファーマシー)」について、病院の経営支援を行うグローバルヘルスコンサルティング・ジャパン(GHC ※1=本社・東京都新宿区、代表取締役社長・渡辺幸子)が調査したところ、国が有効と評価する対策を実施していない病院が約6割あることが分かりました。ポリファーマシー対策について専門家は、「病状悪化リスクの低下、患者本人・家族・高齢者施設職員の負担軽減にもつながる」と適切な対策の推進を訴えかけています。
高齢者は複数の慢性疾患にかかり、服用する内服薬が多くなる傾向にあります。これに伴い、薬の相互作用や飲み間違い・飲み忘れなどが発生し、正しく薬を飲んでいない有害事象が報告されています。
PRTIMESより
この「薬が余る」問題はなかなか深刻な話で、ロングスパンで常時飲む必要のある薬ほど、余る傾向にある。
一時期、子供の皮膚トラブル改善のために漢方薬を頼っていた時期があったのだけれども、月1回の診察で処方される薬は35日分程度。無くなるよりは余った方が良いという発想なのだろうけれど、子供達が飲みたがらずに直ぐに飲むのを忘れる。更に、行くタイミングによっては前倒しで診察してもらうようなこともあって、更に薬が余ることに。
途中で薬が切り替わったりすると、余り気味のお薬があっという間に無駄になってしまう。
親が注意していてもある程度こういった無駄は避けられないのだから、高齢者がどうなるのかは……。
支那依存
そして、更に厄介なのが支那依存である。
以前、アステラス製薬の話を書いたのだが、製薬会社はかなり支那に手を広げている。そして、原価の安い抗菌薬などは、支那で作るようになってきている。
それがリスクになっているのは、なかなか笑えない話である。
終わらぬ薬不足、安定供給へ原料の中国依存もリスク
2024年12月23日 5:0
健康と生命を守るのに欠かせない処方薬の不足が長期化してきた。感染症が流行しやすい今の時期でも薬局でせき止めなどが手に入りにくい。薬価の下落や中小メーカーの乱立といった業界構造に加えて、原料を中国に依存する薬があるなど経済安全保障上のリスクもはらむ。
日本経済新聞より
原料を支那に頼っている分野もあって、これがまたかなりヤバイ。流石に、コレは不味いということで、「緊急時は国が買収」とかおかしな事を言い始めた。
重要物資工場、緊急時は国が買収へ…半導体や抗菌薬など12物資の生産維持や技術流出防止
2024/12/23 05:00
政府は緊急時に供給が滞れば、社会経済に大きな影響を及ぼす物資について、製造企業の同意を得たうえで、工場を一時的に買収する仕組みを導入する方向で調整に入った。国が設備を取得することで採算性を度外視した増産や、生産能力の維持、技術流出の防止を実現したい考えだ。
讀賣新聞より

いや、考え方を否定しているのではないが、これって、薬価の引き下げと方向性が真逆では?
「処方薬の飲み残しに関する意識調査」を行いました
2014.08.21(木)
全国47都道府県で調剤薬局を展開する日本調剤株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:三津原 博)は、『処方薬の飲み残しに関する意識調査』を実施しました。本調査は、「これまでに1ヵ月以上継続して薬を処方されたことがある」全国の20代~60代以上の男女1,021人を対象に、2014年7月25日~28日の期間、インターネット調査で実施し、その結果をまとめました。
~~略~~
● 半数以上の人で薬の飲み残しが生じており、中でも20代は飲み残し薬が生じる割合が高い。
●処方薬に“飲み残しが生じることがある”と回答した人に理由を聞いたところ、最も多いのは「服用するのをつい忘れてしまうから」で、特に女性60代以上では服用を忘れてしまうが90.9%と高い割合を占める。
日本調剤より
どの程度の残薬があるかは知らないが、大半の人は飲み残し、飲み忘れを体験している。あまり役に立たない推計値だが、年間30億円程度の無駄になっているとも言われているので、ある程度改善することはできると思うのだが。
国内で薬が供給できない状況に
そんなわけで、薬価を下げても誰も幸せにならない状況になりつつあるんだよね。
短期間で見れば、患者は薬の価格が下るメリットを享受は出来ると思うけれど、直ぐに「薬が手に入らない」みたいなことに。実際に、今、医者にかかっても「アレが入荷していない」「コレは品薄」とか言われてしまうことが多い。
まだ、治療に支障をきたすようなケースにはお目にかかったことはないが、そうなる可能性は否定できない。ジェネリック医薬品を作る後発メーカーが儲からないので撤退し、結果的に供給量が減るという。
コレが進むと何が起きるかと言うと、薬の支那依存が強まるという結果に。最悪、薬の供給が途絶える事態も考えられるんだよね、そうすると。
だから、政府が重要物資工場を買い取る話になるんだけど、買い取ったら薬を作れるんかい、という問題は出てくるんだよね、現実的には。だって、後発メーカーがジェネリック医薬品作る時に利益が出ない構造になっている話は書いたけど、結局ノウハウが必要だから真っ当に作ることが出来るのか?ということはある。だって、設備は使っていないと腐る(使えなくなるの意味)。人が居なくなると製法は失われる。
「作れって言われても」と、メーカーは言うと思うぞ。
製造ラインが閉じない程度に、作る体制を残しておくほうが良いとは思うんだけれど、そのためには薬価をやたらと下げるのはダメだと思うんだよね。社会保障制度の方は、むしろ健康な人を増やす方向で調整していこうぜ。え?そんな簡単ではないって?そりゃそうなんだけれども。
追記
コメントを頂いて、「そういえば」と思い、追記させていただく。正直、AGに関しては最近耳にしたばかりで、あまり認知していなかったのだけれど。
医師からは説明されたんだけどね。

こういうのは、もうちょっと積極的に周知させて欲しいところ。
ジェネリック医薬品について
オーソライズドジェネリック(AG)とは何ですか
2018.12.10
オーソライズドジェネリックとは、先発医薬品を製造販売する製薬会社から特許権の許諾(オーソライズド)を得て、後発医薬品メーカーが販売するジェネリック医薬品のことです。特許権の許諾を受けているため、先発医薬品の特許が切れる前に発売することができます。
また、オーソライズドジェネリックは、実際は製造方法のプロセスにおいて、おおまかに3つの種類に分類されます。
日医工のサイトより
1つ目は、先発医薬品メーカーの原薬、製法、技術、製造ライン(工場)を用いて製造し、後発医薬品メーカーが販売する方法です。2つ目は、先発医薬品メーカーと同じ原薬、を用いて後発医薬品メーカーが製造する方法です。最後に、3つ目は、異なる原薬を用いて同じ製法で後発医薬品メーカーが製造する方法です。ジェネリック医薬品を国に申請する際に必要な試験のひとつ(生物学的同等性試験)も1つ目の方法では不要ですが、2つ目と3つ目の方法の場合は、他のジェネリック医薬品と同様に必要になります。オーソライズドジェネリックだからといって、先発医薬品と全てが同じというわけではありません。

色々バリエーションはあるんだけど、AGの方が信頼性は高いという認識で良いようだ。が、AGの認定を受けるためにコストはかかりそうだから、先発医薬品の方が安くなるというパターンも出てくるかもしれないね。
この辺りはしっかり調べたわけではないから何とも言えないけれど、こうした話も薬価を下げられるとなかなか商売として成立しにくいモノとなる気はする。
追記2
あらー、これ、国際的な問題に発展しそうだな。
2025年度(令和7年度)薬価中間年改定、費用対効果評価 及び義務的な創薬支援基金に関する共同声明 / Joint Statement on FY2025 Off-Year Drug Price Revision Outcome, Cost-Effectiveness Evaluations and Mandatory Drug Discovery Support Fund
2024年12月25日
米国研究製薬工業協会(PhRMA)、欧州製薬団体連合会(EFPIA)は、日本で活動する世界有数の研究開発型の革新的医薬品企業を代表しています。私たちは、人々の生活に変化をもたらす新薬の発見を促進する創薬イノベーション・エコシステムを支持しており、日本政府と信頼のおけるパートナーとして協力し、患者さんが必要な治療を受けられるよう努めております。
~~略~~
しかしながら、それからわずか数か月後、石破政権が方針を転換し、2025年度(令和7年度)中間年改定において、革新的医薬品の薬価引下げのルールを拡大したことに、私たちは驚き、深く失望しています。今回の決定により、政府は、特許期間中の新薬のうち43%の製品の薬価を引き下げるとともに、これまでの中間年改定において一度も適用されていない新薬創出等加算の累積額控除といった実勢価格改定と連動しないルールを適用することになります。この予期せぬ決定により、企業の中には、10年以上前から長らく策定してきた綿密な投資回収計画の見直しを迫られ、数百億円もの損失を被る可能性があります。
米国研究製薬工業協会のサイトより
アメリカとヨーロッパが手を組んで、日本政府に損害賠償請求しようとしている。石破政権が槍玉だよ。
コメント
ジェネリック医薬品は有効成分は同じでも製剤・製法までは真似できないですから、同じとは言えないですね。
もちろん、体内動態とか似せてはあるはずですが。
例えば、ホクナリンテープ(皮膚から吸収させる薬)のジェネリックなんかは吸収時間が違いますもんね。
これ、あえていうなら、ラーメン二郎とラーメン二郎インスパイヤ系といったところでしょうか。
だからといって、先発品は高い(=保険料の増大につながる)ので、私はオーソライズド・ジェネリック品を使うようにしてます。医師から言われない限り、あくまで好みの問題ですが。
(こちらは、ユニクロとGUみたいなイメージ。もちろん同じではないのであくまでイメージ。)
さて、医薬品だけでなく半導体もそうですが、自社の「枯れた」商品を自社で作り続ける、いわゆる大企業が日本には少なくなりましたね。
経営(=利益の追求)という意味では、わからなくもないのですが、
ダイエットするぞと贅肉を削ぎ落とすつもりで、ガリガリになって筋力もなくなってしまう人を見てるみたいで、なんともかんとも。
(かといって東芝みたいな大粉飾も困りますが)
ホクナリンテープ!
あれ、ジェネリック医薬品はツロブテロールテープでしたっけ。
商品説明に「主成分に違いはございませんが、成分を放出するシステムは同じではありません。」と書かれていますから、まあ、そういうことなんでしょう。
本家と元祖の違いとかならともかく、明確に違いが出ちゃっていますから、その辺りも含めて医師に相談できると良いですよね。
懇意にしている薬局の薬剤師さんに色々聞けるので……。
ともあれ、枯れた技術でも製造を続けてくれる「社会貢献」と割り切ってくれるメーカーが少なくなっているのは、儲けが出ない構造だからなんだと思います。適当に新製品開発できる技術力を保持しつつ、流通品でもある程度の利益が確定出来る構造にするためには、薬価を下げ続けるというのは悪手だと思います。
効き目という点でしたら、塗り薬とくに打撲などのアレでしたら、一番に効くのは獣医さんの処方する家畜用のやつでしたね。
農園住まいなもんで、使ってみた事があるんてすが一撃で効いた(笑)
飲み過ぎの胸焼けとかも、牛用の胃薬とか良く効きますよ。お勧めしませんが(笑)
精密な薬だから効くとは限らない。
てなきゃ正露丸とか日露戦争の産物が残ってはいないでせう。船底消毒用のクレオソート飲ませるとか、凄い発想ですが21世紀になっても現役。レバーアクション散弾銃のウインチェスターМ1901(初期形は1887てしたっけ?)や拳銃のガバメントやモーゼル並みに長寿な薬品です。
まぁ昔は寿命が短かったから、そういう乱暴な薬もOKだったのでしょうねぇ。
こんにちは。
ジェネリックは使ってるし、医者も(お薬手帳見てるはずだから、ジェネリックが処方されている事は知っているはず、ちなみに血圧の薬)知ってるはずなので、それで何も言われてないから、少なくとも自分は問題無いと思ってますが……
要するに、「木を見て森を見ず」的な、何故それをしなければならないか、大局から見下ろす視点を持つトップがいないのでしょうね。
だから、問題と対策のモグラ叩きになって、叩いた先で新しい問題が出てくる。
って、この件に限らないか……
こんにちは。
これ、結局、厚生労働省のお役人が、現場を知らずに数字だけを見て仕事をするからなんだと思います。
それの調整をするのは政治家の仕事なんですけど、企業献金を禁止とかアホなことを言っているので、企業の意見を反映させるために政治活動する政治家がいない。それが健全かといわれると、怪しいところ。資金の流れをしっかりしてくれれば、企業献金はあって然るべきだと。
それが許容されないとは、未来は昏いですね。
一方 米は各種コスト増を反映し2024年秋から一気に小売り価格約1.5倍とな庶民の国産農産物離れを加速しているのであった
アメリカのインフレは加速しそうですね。
関税を上げればそうなるのでしょうが……、国産農作物を増やす方向で調整したいのでしょう。
今日は。
小生はオーソライズドジェネリックがある薬はオーソライズドジェネリックを、単なるジェネリックしかない薬は先発薬を服用しています。先発薬の自己負担はジェネリックとの差額の25%ですから、薬を多用せざるを得ない患者さんには、結構な負担になりますね。
こんにちは。
AGの事を忘れていました。ありがとうございます。
折角なので追記させていただきました。