ふーん。
中国、8月の軍用機「領空進入」認める 気流の妨害と説明も防衛省「考えにくい」
2024/11/19 19:32
中国軍機が8月に日本領空を初めて侵犯した問題で、政府は19日、中国政府が日本領空に入った事実を認めた上で、「気流の妨害」による「不可抗力」と説明していることを明らかにした。防衛省は「一般的に考えにくい」との見方を示しており、中国側の今後の動きを注視する構えだ。
産経新聞より
この産経新聞の記事なら未だ救いはありそうだけど、防衛省の「考えにくい」ってしっかり図を使って説明すべきだな。
支那の主張は受け入れられない
そんなわけないだろ！
ええと、先ずは、こちら。
中国、８月の領空侵犯認める 「気流妨害で不可抗力」
2024年11月19日20時51分配信
外務、防衛両省は１９日、中国軍機による８月の長崎県男女群島沖での領空侵犯について、中国政府から「気流の妨害に遭い、不可抗力で短時間領空に入った」との説明を受けたことを明らかにした。中国側は「あくまで技術的な問題」と主張し、再発防止に努める考えを強調。日本政府は「今後の活動を注視していく」としている。
時事通信より
なかなか酷い報道であるが、これを読むと「まあ、不可抗力で領空侵犯って話は納得できるよね」と思うよね？
じゃあ、防衛省のこの発言は一体どんな意味なのか？ということなんだけど。
防衛省によると、当時の周辺海域では、中国軍機に対して緊急発進（スクランブル）した航空自衛隊戦闘機の飛行に影響するような天候の悪化はなかった。
中国軍機は周回していた飛行コースを十数キロ程度外れた上、領空内を十数キロ程度飛行したとみられる。防衛省は一般論として、「気流の影響で想定した飛行コースを大きく逸脱することは考えにくい」と指摘した。
産経新聞「中国、8月の軍用機「領空進入」認める」より
記事を読むと、防衛省側が難癖付けているように感じるよね。
違う、そうじゃない
これに関する記事は、このブログで過去に書いているんだよね。
明確に「領空侵犯」だと断定している。これ、見れば納得なんだよね。
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これが飛行航路なので、「気流の妨害」による「不可抗力」は考えにくいんだよ。どう考えても威嚇飛行をやっていて、わざわざ男女群島上空の領空を侵犯して見せたと言わざるを得ない。
空自の戦闘機パイロット経験者は「気流の妨害」について「万が一、事実とすれば飛行能力の低さを自ら証明しているようなものだ」と話した。
産経新聞「中国、8月の軍用機「領空進入」認める」より
空自の戦闘機パイロットの証言をとっているが、「飛行能力の低さを自ら証明」という話にもならんのよね。
外務省によると、中国側は「乗組員が臨時的措置を取る過程で不可抗力により日本の領空に入った」と唱え、領空侵犯の意図はなかったとした。防衛省は、当時の気象状況について「飛行条件に大きな影響を与える天候ではなかった」としつつ、中国側の説明の妥当性に関する評価は避けた。
時事通信「中国、８月の領空侵犯認める」より
領空侵犯した上で、更に旋回飛行しているのだから、間違いなく威嚇行為だったと思われる。パイロットのミスだったというのでは説明が付かない航路だから。
というわけで、支那は完全に嘘をついて「不可抗力だった」「領空侵犯の意図はなかった」という流れにしたいらしいのだけれど、時期的に岸田政権への威嚇であったのだろうから、政権が変わって姿勢を修正したいという意図は感じられる。
感じられるが……、まあ、だからって何か譲歩する必要もないよね。
コメント
おはようございます。
護衛艦「すずつき」の艦長は更迭されました。この機長の処遇も、同じレベルで処理するよう要求すべきですね。理由はどうあれ、領海、領空を侵犯し、他国の主権を侵害したのですから。
護衛艦「すずつき」の件は本当に腹立たしいですよね。
技術的なミスがあったために更迭ということになっていますが、別に無害通航の範囲なのですから何の問題もなかったのに。
一方の領空侵犯はそうした規定がありませんから、即時撃墜でも支那側は文句を言えない（言うでしょうけれど）のに。
こんにちは。
言葉の通じないチンパンとは、紳士のゲームは出来ないのですよね。
そして、争いは同じレベルでしか起きない。
起きない、のですが……
殴りかかるチンパンは、徹底的に懲らしめて「教育」するしかありませんよね。
※話逸れますが、サル被害とか、背を向けて逃げるのは最悪の悪手だと思ってます(身を守る術を持たない女子子供、弱者だというのは承知の上で)。サルなんか、相手が弱いと思ったらかさにかかるに決まってる。ので、威嚇されたら威嚇仕返し、飛びかかられたら叩き殺す勢いで反撃、死骸を軒先にでも吊しておけば二度と来ませんて。サル相手にはサルのルールで分からせる。ざんねんだけど、これしか無いと思ってます。
※サルの牙は怖いが、体の大きさから言ってニホンザルにヒトが負ける要素はあまり無いはず。要は「殺す気と書いてやる気」の問題かと。
こんにちは。
彼らは力の信奉者なので、先ずは力を見せる必要があるのです。
彼らのロジックで対応するのは、外交としても必要なことだと思うのですよ。
今度やったら問答無用で落とすと言えばいい。
正にそうですね。そうやって警告するくらいしてもバチは当たらないと思います。
石破政権はもはや先が怪しいので、石破氏がきっぱりと宣言しても良いかもしれません。