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続・支那製防犯カメラを設置してしまった韓国軍

お笑い韓国軍
この記事は約5分で読めます。

うんまあ、そういう報道は来ると思っていたけど、早かったね。

韓国軍が撤去した前方・駐屯地の監視カメラ1300台、「リアルタイムで中国にデータ転送」設定済みだった【独自】

記事入力 : 2024/09/27 11:15

まさかと思っていたことが現実になってしまいました。韓国軍の前方部隊に設置されていた監視カメラの中から中国製の部品が見つかり、約1300台を急きょ撤去したというニュースをお伝えしましたが、セキュリティー上の深刻な問題がありました。

朝鮮日報より

ええと、9月中頃のニュースの続報である。

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情報は流出していた?!

スパイカメラ1300台導入

先ずは、前回の記事のリンクを。

この時のニュースでは、監視カメラを導入したのが10年前で、以降、1300台をずっと運用してきたという風に報じていた。

韓国軍関係者は「問題の防犯カメラで捉えられた映像が中国の特定のサーバーにつながって流出されるよう設計された」としていたので、怪しいとは思っていたけれども、この時点では「データ流出はない」としていた。

監視カメラで撮影された映像情報がそのまま中国に転送されるように設定されていたことが確認されたのです。 韓国軍は内部ネットワークだけで運用されるため、実際の流出はなかったと言っていますが、専門家らは「100%断言することはできない」と指摘しています。

朝鮮日報「韓国軍が撤去した前方・駐屯地の監視カメラ1300台」より

ところが、監視カメラの映像はそのまま外部サーバーに転送される設定になっていたというのである。おそらくデフォルト設定のままだったということなんだろうね。

軍部は「内部ネットワークだけで運用される」「実際の流出はなかった」としているけれども、例えばトロイの木馬的な機械かプログラムが仕掛けてあれば、比較的簡単に外部にデータを持ち出せる。10年前の技術でどうだったかは定かでないんだけどね。

「安いカメラ」にどこまでコストをかけていたたかは謎だけれども、購入価格が安かったからといっても、中身まで安いとは限らないのよね。

いつから、そのカメラだった?!

さて、今回のニュースで注目すべきはここ。

韓国軍が調査した結果、2014年から10年間にわたり、前線部隊や訓練場、駐屯地に約1300台が設置されていたことが分かり、このほどすべてが緊急撤去されました。

国防部調査本部は当初、このように設定されている中国製部品が輸入されたものなのか、それとも韓国で部品の改造が行われたものなのかについて、納品の全過程を捜査しています。

朝鮮日報「韓国軍が撤去した前方・駐屯地の監視カメラ1300台」より

2014年に導入されたこの監視カメラだが、おそらく書類上は同一のカメラが10年間取り付けられたままだったということになっているはずだ。

だが、監視カメラのような電気製品が10年保つかというと、少々怪しいし、導入にあたって軍が決めたスペックなどはあるはずなのだが、詳細な仕様が決められた様子はない。そして、カメラ取付時にカメラの構造のチェックなどされた形跡もない。

そうすると、途中、保守点検などの際に中身が入れ替わっていたとしても、それが10年前からそのままだったかどうかの判断は、果たして出来るのだろうか。

動画が大量に出回る事件

で、同じ朝鮮日報の記事で、9月30日付でこんな内容が報じられていた。

韓国人の私生活や更衣室をのぞき見る中国製IPカメラの恐怖【9月30日付社説】

記事入力 : 2024/09/30 11:25

中国のアダルトサイトで韓国人の私生活を撮影した動画が大量に広まっていることが分かった。これらの動画は中国製IPカメラ(ネットワークカメラ)で撮影され、流出したものとみられる。中国のサイトには韓国の一般家庭のリビング、産婦人科の分娩(ぶんべん)室、更衣室、プール、マッサージ店など身体を露出する場所を撮影し流出した動画が大量に出回っている。

~~略~~

一般家庭での家族の見守り、商業施設や公共施設の防犯用など広く普及しているIPカメラの80%は中国製だ。中国製IPカメラはメーカーがサーバーや機械にユーザー情報を盗み出す「バックドア」機能付きの製品もあるという。

朝鮮日報より

恐るべき内容だが、実のところ日本でも同じ話はあるのだろう。日本国内で販売されるIPカメラの大部分は支那製で、ネットワークを介して外から家の中の様子を映すペットカメラみたいな製品や、インターホンの動画をスマホに飛ばして対応するタイプのアイテムも出回っている。

セキュリティの観点から考えれば、極めて筋の悪い話である。

中国のあるサイトには「韓国人」と分類された動画が国ごとのカテゴリーで最も多かった。日常生活で誰もが自分も知らない間に中国アダルトサイトの標的になっているのだ。

朝鮮日報「韓国人の私生活や更衣室をのぞき見る中国製IPカメラの恐怖」より

日本人というカテゴリーだって、当然あるのだろうね。

実際、アメリカと支那との貿易戦争は2018年頃から勃発したが、その槍玉に挙げられたのが業界一位だった支那企業のハイクビジョンと二位のダーファ・テクノロジーであり、その年の8月に輸入禁止措置がとられた。

そして、アメリカのアペンチュラ・テクノロジーズという会社がアメリカ製と偽り、支那製監視カメラをアメリカ軍していたことが2019年11月に発覚。大騒ぎになった。

と、話が逸れてしまったが、韓国軍に納入された監視カメラだって、当然同じ目的であったと考えられ、スパイカメラが設置されていた以上はデータが抜かれた可能性は極めて高いと思われる。

むしろ、今まで放置していた理由が良くわからない。え?日本?もちろん、日本だって危うい。お笑いで済まされない案件だよね。

コメント

  1. 七面鳥 より:

    こんにちは。

    安いもの買いの銭失い、ならまだマシで、命失いますからね……
    ……昨今の強盗騒ぎも、この辺から流出した情報が絡んでたりして……
    ※セキュリティとか、ここには老人しかいないとか。

    • 木霊 木霊 より:

      こんばんは。

      まあ、韓国軍の話はさておき、webカメラから情報抜かれて犯罪に結びつくケースも増えているのは。困った話ですね。