また陥没なんですって。
韓国の道路でまた陥没…幅10m・深さ1m、人的被害なし
2025年4月2日 19:30
韓国京畿道安山市常緑区の道路で1日午後1時30分ごろ、縦横10メートル、深さ1メートルほどの陥没が発生した。近隣の水辺公園へとつながる階段が崩れるなどの被害が発生したが、幸い人的被害はなかった。
AFPより
先日も触れたけれども、もっと増えるだろうね。
シンクホールはコレからも増える模様
陥没原因は水道管からの漏水
先ずは、先日のリンクである。
韓国全体で年間150件ほどのシンクホール発生率で、調査出来る人材は12人である。地盤探査機材は道路用車両3台と狭小地域対応用6台の計9台なんだそうで。
4チームで韓国全土を駆け回って調査して、その調査レポートが有効活用されないという残念な記事であった。
警察関係者によると、陥没が起きた地点に埋設されていた水道管から漏水が発生し、それが原因となった可能性があるという。
AFP「韓国の道路でまた陥没」より
困ったね。韓国では雨が多くなる夏期にシンクホールが増える傾向にある様なんだけど、今の時期は雪解水……、韓国は雪が殆ど降らないんだった。
水温む春で、地下水が動き出したとかそういう話でもないんだろう(韓国は外気温は低いが、地下は土に断熱効果があるので表層が影響を受ける程度である)。
とはいえ、本日のこのニュースは大した話ではないのである。大きな穴が開いたわけでもないし、被害者が居たわけでもない。じゃあ、何故取り上げたかというと、「またか」というそれだけの記事である。
関係当局は、さらなる陥没の危険性はないと見て復旧作業を進めると同時に、原因究明に本格的に着手する。
AFP「韓国の道路でまた陥没」より
原因は、老朽化ですかねぇ。
老朽化水道管
老朽化に関しては、先日こんな記事が出ていた。
ソウル市の水道管、69%が老朽化で漏水と道路陥没の懸念
2025.02.27 10:36
ソウル市の水道施設が全国の自治体のうち最も老朽化していることがわかった。
韓国環境部の「2023上水道統計」によると、ソウルの水道管総延長1万3350キロメートルのうち設置されてから21年以上経過した水道管は68.6%の9154キロメートルに達する。17の広域自治体のうち老朽化率が最も高い。全国の水道管平均老朽化率は37.5%だ。設置されてから30年以上で耐久年限が過ぎた老朽管である経年管の割合も36.3%で自治体平均の23.2%を上回った。
中央日報より
今年の2月の記事だが、随分と老朽化しているね。ただ、韓国の場合は「21年以上経過」が全体の7割弱、「30年以上経過」が4割弱と、設定がやや低めである。
日本の場合は、法定耐用年数は40年に設定されている事を考えると(それでも、全体の22%が老朽化している)、まだ「若い」と言えるかもしれない。だが、若いことと、問題がないことはイコールではない。
下水道破損の影響で年間2,600件の道路陥没が発生している日本は、その技術者も2万3466人(2021年度時点)と減少傾向にある。そのせいで一人当たり32kmも担当しているのだからそれでもとても調査が追いつかない。
韓国では12人……。でも、年間150件程度であれば(カウント基準が違う可能性はあるが)、日本の1/18程度か。頑張ろうな!大丈夫、10年で人員を100倍に増やせば良いんだから。
水道施設の老朽化は漏水などの問題を起こして維持管理費用が上昇し財源が追加で投入される悪循環につながる。老朽化した下水道管の漏水は道路陥没を誘発する主要因として指定される。市によると過去10年間にソウル市内で発生した道路陥没223件のうち31.4%の70件が上下水管の老朽化と損傷により発生したことがわかった。
中央日報「ソウル市の水道管、69%が老朽化」より
でも現状、既に調査が追いついていないのは秘密だ。そして、ソウル市ですら予算が付かない状況なので、地方はもっと酷い。そういう国なのである。
弾劾して遊ぶ
で、こんな状況なのに韓国国会はまだまだ大荒れ。
韓国野党が崔相穆弾劾訴追案を国会本会議に報告、尹大統領罷免可否言い渡し後に採決を検討
2025/04/03 11:25
韓国野党・共に民主党など野党が提出した崔相穆経済副首相兼企画財政部(省に相当)長官の弾劾訴追案が2日に国会本会議に報告された。
朝鮮日報より
もう、メチャクチャだよ。
大統領代行の代行だった崔相穆氏だが、現在は代行が復帰したことにより代行の代行の立場から解かれている。ところが、弾劾訴追されちゃった。
国会法により弾劾訴追案は本会議に報告されてから24時間後72時間以内に採決されるが、共に民主党は3日の本会議では採決を行わないという。4日に行われる憲法裁判所による尹錫悦大統領弾劾審判の宣告を見守った上で、採決について改めて検討する方針だ。ただし共に民主党内では「尹大統領の罷免とは関係なく、崔相穆副首相を弾劾訴追すべきだ」と主張する強硬論が力を得ているため、崔相穆副首相の弾劾訴追案も採決が行われる可能性もある。
朝鮮日報「韓国野党が崔相穆弾劾訴追案を国会本会議に報告」より
ユンユンの弾劾審判の宣告が4月4日に迫っている中で、何故か崔相穆氏への弾劾を決めちゃった。
その理由はというと、以下の2点であるらしい。
- 崔相穆副首相が内乱行為に加担したとみられること
- 大統領権限代行を務めた際に国会が選出した馬恩赫憲法裁判官候補者を任命しなかったこと
バカなのかな。なにかこう、日本会議と同じ空気を感じるのは気のせいだろうか?
ともあれ、4月4日に大統領の処遇が決定すると、弾劾可決しても棄却されても政治的混乱が避けられない。今が混乱していないわけではないんだけど、更なる混乱が……。いや、余り変わらないかも?
どちらかというと、弾劾が可決されて5月に大統領選挙を迎えた方が未だマシなシナリオとなるだろう。が、それまでは政治的空白が続くのである。道路の空洞くらいは放置されても仕方があるまい。
コメント
あー。コレ、嫌いな国でも国民は可愛そう。かつ…笑い話にしていたけれど……。
半島のインフラって主に北は大日本帝国が作ったもので、それ以外は漢江の奇跡いらいのものでせう。
つうことは、日本のインフラも高度成長期のものが多いので、少しのラグを挟んで日本にも将来的には起きる可能性がある。
まぁ私は道路舗装の会社の幹部を顧客に持ってるから、日本の道路舗装や上下水道の補修工事が丁寧な事も知ってるので、そうそう韓国並にはならない…と信じたいけらど。時期的にはいずれ日本にも……。
実際、起きているですしねぇ。
不幸にもメンテナンスが行き届いていないのでしょうね。
我が国の実情も記事中にちらっと書いていますが、先日大きな事件となってしまったものの実態は年間2600件もの陥没被害が出ておりまして。
そうとう老朽化インフラの点検に力を入れていても、「手が足りない」という状況みたいですね。幸い、大きな事故に結びつきにくいのは、早期の対応が出来ているからなんですけど、それも後手に回りつつあります。笑い話には出来ないですよね。
こんにちは。
まあ、風物詩ですから。
それに、今の時点(2025/04/04 12:15)で、ユンユン弾劾決定、罷免決定とのことで、きっとそれどころじゃなくなりますって。
※無くなりゃ良いのかというと、そんな事は無い。
※週末は左右のデモ隊衝突の嵐が吹き荒れる……かな?
こんにちは。
風物詩になるには2ヶ月ほど早いので、これからが本番ですよ!(違)
罷免決定に関しては別の記事にて。