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ドイツ、政権交代カウントダウンも再生への道は昏く

北欧ニュース
この記事は約9分で読めます。

ドイツ、ガタガタだな。

ドイツ国防「問題だらけ、解決策皆無」「ドローンは装備ない」 ウクライナ停戦実現すればNATOは…

2025年2月16日(日)17時51分

ドイツ連邦軍の現在の戦闘即応性は、ロシアがウクライナ侵攻を開始した2022年当時よりも低下している――。複数の軍当局者や議員、防衛専門家らがロイターに語った。

Newsweekより

思った以上にドイツの内情が酷いようである。

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軍事も経済も危ういドイツ

弱体化するドイツ連邦軍

先日、こんな記事を書いた。

多くの人から「欧州軍なんて無理だろう」という反応を頂いたが、僕もそうは思う。ただ、もし欧州軍が創設できるとすれば、間違いなく主要なメンバーになるであろうドイツ連邦軍は随分と悲惨な状況のようだ。

ドイツ連邦軍協会トップのアンドレ・ベストナー大佐はロイターのインタビューで「ロシアのウクライナ侵攻前、わが軍には即応性が約65%だった8個旅団があった」と説明した。

しかしベストナー氏は、その後ウクライナへの武器弾薬・装備供与やドイツ連邦軍自体の演習急増により、利用できる装備が逼迫(ひっぱく)したため「地上部隊の即応性は50%前後に下がってしまった」と嘆いた。

Newsweek「ドイツ国防「問題だらけ、解決策皆無」」より

即応性の意味(65%というのは何の数字なのやら)も良く分からないが、ショルツ政権は確か軍事費を注ぎ込んでドイツ連邦軍の強化をするんじゃなかったっけ。

ドイツ、国防費をGDP比2%超に大幅引き上げへ

2022年2月28日午前 9:19

ドイツのショルツ首相は27日、連邦議会(下院)で演説し、国防費を国内総生産(GDP)比で2%以上へと大幅に引き上げる方針を表明した。ロシアによるウクライナ侵攻を受けた政策転換の一環。

ショルツ氏は「自由と民主主義を守るために、わが国の安全保障にもっと資金を投じなければならない」と述べた。

ロイターより

金を投じただけか?

ショルツ首相はロシアのウクライナ侵攻後、弱体化したドイツの軍備を刷新すると宣言したが、それから3年を経ても事態は改善していない。それどころか今年と2027年までに約4万人の部隊を北大西洋条約機構(NATO)に提供するという約束は、非常に大きな逆風に直面している、というのが関係者の見方だ。

Newsweek「ドイツ国防「問題だらけ、解決策皆無」」より

何をやっていたんだろうね?

政権交代の可能性

流石に、ドイツ国民に見切りを付けられたらしい。

ドイツ議会選挙 政権交代の可能性 最大野党が世論調査で首位

2025年2月19日 5時50分

ドイツでは、今月23日に議会選挙が行われます。 中道右派の最大野党が世論調査で首位に立ち政権交代の可能性が出ているほか、移民や難民に排他的な姿勢を掲げる右派政党が2位となっていて、与党は厳しい情勢となっています。

NHKニュースより

この話は、既に関連事項を記事にしている。

この時は、ドイツ経済を更に劣化させた責任と移民政策の失敗に言及したが、軍事面でも結局何も出来ていなかったんだねぇ。

これを踏まえてショルツ氏が評した「時代の大転換」の下でのドイツ国防改革は、関係者によると国内の緊迫感の欠如や、調達システムの機能不全、資金難といった理由から今のところ進展していない。

関係者は、ドイツが今年初めまでに完全装備の部隊をNATOに提供できていないし、同部隊を支援する防空戦力も存在しないと指摘。27年までに提供を約束した部隊に至っては装備の充足率が20%程度に過ぎず、今から全てを発注しても期限までに整わないと、野党キリスト教民主同盟(CDU)議員で議会の予算委員会に属するインゴ・ゲデヒェン氏は解説した。

Newsweek「ドイツ国防「問題だらけ、解決策皆無」」より

しかし、「調達システムの機能不全」はこれまでの政権のツケが祟った部分はあるとして、「資金難」はどういうことよ。GDPの2%にまで軍事費を引き上げても足りなかったってこと?

27年以降は、ドイツ政府が従来の防衛予算と別枠で用意した1000億ユーロ(約16兆円)の特別基金も底をつくので、次期政権は厳しい局面に立たされるのは間違いない。ドイツが27年より先もGDP比2%の防衛支出を維持するには、年間約300億ユーロを手当てしなければならない。

Newsweek「ドイツ国防「問題だらけ、解決策皆無」」より

特別基金から引き出したお金は一体何に使ったのか。意味が良く分からないな。

疲弊する地方財政

なお、軍事費関連の不透明感もかなり問題はあるのだが、それ以上に地方財政が疲弊しているのは問題なのだ。

ドイツの都市財政が悪化、低成長や社会保障支出増で=調査

2025年02月18日(火)13時59分

ドイツの都市自治体の全国組織、ドイツ都市会議が17日公表した調査結果によると、低成長と社会保障支出の増大により、同国の都市は厳しい財政状況に直面しており、今年は多くが財政赤字に陥る見通しだ。

調査では、主要都市の37%が今年は財政収支を均衡させられないとの見通しを示し、47%は予備費に頼ると答えた。

今後5年間の財政を楽観視している都市はわずか2%と、過去5年間の64%から急減。約半数は財政悪化を予想しており、スタッフやサービスが削減されたり、インフラ計画が頓挫したりする恐れがある。

Newsweekより

ドイツ経済は財政均衡主義によって破壊されてしまった。ドイツの憲法には「債務ブレーキ」というルールがあり、債務を国内総生産の0.35%未満に抑えろということが決められている。

ショルツ政権はこれをすり抜けるための手法を使ったが、裁判所によって違憲扱いされてしまった。気候変動のための基金としてお金を積み上げ、電気料金とガス料金の補助に使っていたのだが、これが成り立たなくなった。いやもう、改憲しようよ。

それを地方財政から補填したのだけれど、ドイツの地方は大量の難民を受け入れたことで非常に厳しい財政状況に陥っている。記事にある様に特に都市財政がダメージを受けたのだ。

都市会議のマルクス・ルーエ会長は記者会見で「都市財政が均衡していた時代は終わった。問題は構造的であり、都市自体の落ち度ではない」と発言。次期連邦政府は税収の公平な分配や、連邦政府が都市に委託する施策への十分な資金手当て、財政赤字に上限を設ける「債務ブレーキ」の見直し等を通じて早急に都市財政の崩壊を防ぐべきだと訴えた。

都市会議によると、都市の社会保障支出は昨年12%も急増し、児童と若者の福祉コストは過去10年で倍増している。終日の託児サービスなど連邦・州政府が都市政府に義務付けている施策について十分な資金手当てが成されていないほか、難民の大量流入も児童、若者、失業、社会保障関連の支出増につながっていると都市会議は説明した。

Newsweek「ドイツの都市財政が悪化」より

難民が集まっている都市では、社会保障支出が増大し、福祉コストが増え続けているのだが、これは連邦政府の政策によるものである。

経済再生の処方箋は見当たらず

そんなわけで、ドイツ経済は先行きの見通しが怪しい。

ドイツは外国との競争激化やエネルギー価格と金利の上昇などから昨年は2年連続でマイナス成長に陥り、今年もマイナス成長が予想されている。約1週間後に迫るドイツ総選挙は経済悪化が最大の争点で、極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が第2党に躍進すると予想されている。

Newsweek「ドイツの都市財政が悪化」より

極右政党と報道されるAfDの躍進によって、ドイツがどのような選択をするのかは気になるところだ。

ドイツ景気見通し、2年ぶりの大幅な改善-選挙前に楽観強まる

2025年2月18日 20:29 JST

ドイツの景気見通しに対する投資家の信頼感は、2月に2年ぶりの大幅な改善となった。週末に総選挙を控える同国では、市場寄りの政府が誕生するとの見方が強まっている。

Bloombergより

楽観的な見通しもある様だとされているが、果たして本当に大丈夫なのか?という懸念はある。何しろ、ドイツはエネルギー政策がクソなので、電気料金やガス料金は下げることが難しい。

<見えてきた再エネの限界>ドイツ総選挙の争点から見える電力供給と電気料金の窮状

2025年2月14日

2年前、ドイツ政府は国民の3分の2が原発の継続利用を望む中で、最後の3基の原発を停止した。

~~略~~

原発閉鎖後、化石燃料価格の下落を反映し、電気料金は多少下がったものの、以前のレベルには戻っていない。たとえば、産業用電気料金は、21年前期と24年前期を比較すると、使用量によるが30%から32%上昇している。やはり欧州内では極めて高いレベルだ。

WedgeONLINEより

電気料金などを下げる目処が立っていない状況なので、一時期ほどではないがまた徐々に電気料金が上がっている。

2022年にはとんでもない料金になっていたから、その頃に比べりゃマシなんだろうけれど。

ドイツの野党は原発利用をするんだという主張をしているところもあるのだけれど、既に廃炉手続きに進んでしまっていることを考えると、そう簡単な話でもない。

新しい原発を作るとか、そういう思い切った決断は必要になるだろうが、しかしそうすると、かなりの時間を要する。当面、ドイツの電気料金に纏わる混乱は進むだろう。

安全保障で支那と手を組む?!

更におかしなニュースが。

中国外相、ドイツ・EUとの協力深化表明 独首相と会談

2025年2月17日午前 8:49

中国の王毅外相は15日、ドイツで開催されたミュンヘン安全保障会議の合間にショルツ独首相と会談し、ドイツと欧州連合(EU)を戦略的パートナーと見なしていると述べたほか、自由貿易と多国間主義の精神に基づく協力関係の強化を望んでいると強調した。

王外相は、世界の平和と安定を維持するための積極的な2国間努力の一環として、ドイツとの「全面的な協力」を深めたいと述べた。

ロイターより

支那と「自由貿易と多国間主義の精神に基づく協力」をドイツが?もう、ショルツ氏は即刻クビにした方が良いのではないか。

支那に「世界の平和と安定を維持するための積極的な2国間努力」などと言われて、ニコニコしているのはどうなのよ。

EUが昨年10月、中国製の電気自動車(EV)に対する関税引き上げを決定した際、ドイツが反対票を投じたことについては、「理性的で現実的」な態度を評価する旨を伝えた。

ロイター「中国外相、ドイツ・EUとの協力深化表明」より

ドイツは支那に擦り寄るのはいつものことなのだが、自国の自動車を支那に売り込むつもりなのかな?そんなのはもはや幻想の類いの話なのだが。

RIETI - 第174回「低迷するドイツ経済は今後どうなるのか」
本コーナーは、岩本晃一上席研究員が、急速に拡大するInternet of Things(IoT)ついて、さまざまな視点で考察していきます。

ドイツは一体どこを向いて歩いて行こうとしているのだろうか?ちょっと良く分からない。

コメント

  1. 七面鳥 より:

    こんにちは。

    メルケル時代、ドイツ空軍は、作戦使用可能なユーロファイターが2機しかいないとかいう事態に陥ったことがあったような。
    同時期、レオパルト戦車も見るも無惨な稼働率だったような……
    それに比べれば、まだ少しはマシなんでしょうけれど……
    潜水艦は何隻稼働しているんだろう……

    欧州、特にドイツは、二次大戦アレルギーが変な方に効き過ぎて今の体たらく、と思ってます。
    特にアレルギーが経済に足かせ嵌めてるのが怖ろしい。
    本邦も放射能アレルギーとか軍靴アレルギーとか酷いですが、経済にはありがたいことにアレルギーが影響していないように思います。
    そして何より、欧州は総ての責任をナチスにおっかぶせたせいで、事の本筋を見えなくしてしまっている。
    これが、本音ではなく建前でしか会議出来ない理由であり、だから会議が踊る、いつまで経っても欧州は結束出来ない理由じゃないかと思ってます。
    本音出したら一瞬でEUが瓦解しますから。
    「経済共同体」とか言いつつ「自国経済第一」をやるんだから、出来るわけがない。
    その挙げ句に、いまだに中国と手が切れない。地理的に日本や韓国ならまだしも、地球の裏側なのに……

    ドイツ、もう一度、リヤカーに札束積む地獄を見た方がいいのでは?
    ※それで思い直すとは言っていない。

    • 木霊 木霊 より:

      こんばんは。

      ありましたねー。ユーロファイター4機だったか、2機だったか。
      あの話も、本当かどうかは良く分からないのですが、軍事にお金を使っていないことは間違いなく、ラインメタル社も涙目ですよね。

      ドイツ、どうすんだろう?

  2. 山童 より:

    いや……ホントにこの国は何がしたいのどろう??
     ある意味に北朝鮮やイランより変な……。少なくとも金王朝は解り易い!
    昨年てしたっけ?
    木霊様にドイツのクーデーター未遂事件を記事にねだったけど、アレは三島由紀夫のソレなどと違い、諜報機関や軍の特殊部隊(GSG9?)とか関係者が関わるものでした。それだけ危機感が政府や軍にもあるという事でせう??
    また左翼が強いのもわかるんですよ。
    赤い旅団のシュライヤー誘拐事件とか知る世代としてはね。
    ドイツの左派が日本の自称リベラル左翼などと違うのは「勝者」な事です!
    日本の学生運動って「負け犬」なのですが、ドイツの場合「戦後の旧ナチス協力勢力を国の中核からパージする」という「世代交代戦」でありまして、結果として学生運動していた側(および協力した組合)は、
    社会改革を成功させ、旧ナチス軍人たちを(社会や職場の指導から)引退させた!
    そして、その後に政界や地方行政に進出していった!
    一言で言うと当時の若い活動家は「権力の世代交代」に成功したとも言える。
    これが20世紀後半からのドイツの左傾化の理由と思います。
    ただ……21世紀に産まれた、そう木霊様や七面鳥様のご子息世代には「賞味期限切れ」なんですよ!
    もともと中世都市ギルドを起源とする、ドイツのマイスター制度は、中高年の仕事を大事にして若者の参入を拒む傾向ある!
    彼らは環境だの人権だのはリスペクトする傾向はあるけれど、ドイツの左派が地方議会で、地元のオヤジや爺さん優遇の商工会議所とか地方政界に怒り感じてる。
    私はこのドイツの分断というか荒れ方は、
    背後に世代間闘争があるのてないか??と疑っておるのです。

    • 山童 より:

      日本の左翼の場合、もう20〜30年前からダメでないですか。マスコミが左派贔屓たからとうにかにってきたけど。
      ネットの普及で、彼らの衰退は隠しようがなく、そこにTV新聞の衰退が追い打ち!
      それは日本の左翼が文壇や報道など「産業としては実体の薄いふわふわしたもの」てしか成功しなかったからですね。
      ドイツの場合、法改正したり、議会へ進出したり、結果として大きな地盤を作ってるんですよ。あとはキリスト教民主同盟のように、旧東ドイツ時代から西ドイツとの交流の仲介役になってきた教会関係者とか。
      メルケルがそうしょ?
      教会というて「宗教が……?」と思われるかもしれませんが…そうてはない!
      旧東ドイツと西ドイツの間には、(統一後」として)憲法を制定せず、そして「関税が無い」のでした!
      違う政治体制ながら、「一国として」関税をかけなかった! そこで「共産圏と西側との貿易ルート」ができてた!
      冷戦時代、ボンよりベルリンに各国スパイが集まったのはそういう理由すよ!
      そして、共産圏では日陰者ながら、東西の熾烈なスパイ戦の中で、何かある時に仲介役やリエゾンになるのがキリスト教した。
      メルケル(彼女の信仰は知らんけど)は牧師の娘で、キリスト教民主同盟として大物政治家への道を歩いてます!

      ドイツが面倒くせーのは、こうした
      世代交代、政官界での左派の実力、宗教、
      といった因子が複雑に絡み合ってるからでないてしょうか??

      • 七面鳥 より:

        横合いから失礼。

        >ドイツのマイスター制度は、中高年の仕事を大事にして若者の参入を拒む傾向ある!
        うろ覚えですが、ドイツは、中学卒業時点くらいで学力によって「あんたはブルーカラーしかなっちゃダメ!」とか振り分けられるんじゃなかったでしたっけ?
        なんというか、前時代的な制度に見えますが、まあ、馬鹿を大学に送ってモラトリアム発生させるよりはマシなのかとも思います。
        とはいえ、こんな事、社会主義思想が強くなければ出来ないと思うんですよね。

        >教会というて「宗教が……?」
        ドイツというか、西欧の政治って、政教分離が全く出来てないですよね。
        本邦も「そーかそーか」が居ますから大きな事言えませんが。
        宮崎駿が、ドイツは「十字架かかげて、野蛮人けちらして国土を守る」イメージが大好きって「雑想ノート」で描いてますが、多分その通りで、自分達がやる事は神のお墨付きで全くもって自分達は無辜である、という猛烈な妄想にとらわれてるのでは……

  3. 匿名 より:

    ドイツ在住の日本人がドイツ人は正気で狂うと言っていた
    柔軟性が無い建前だけの社会を構築するには狂ってないと出来ないのか

  4. 砂漠の男 より:

    今日のドイツは、来週くらいの日本。自・公政権は迷走して支持率上がらずもはや限界。
    もっとも、自・公の政策を叩きながら悪乗りしようとしている立憲共産や維新も同類。
    とすれば、日本の選択肢も限りなく少ないということです。

    • 七面鳥 より:

      横合いから失礼。

      まずは、老害の排除と並行して、正しく投票率を上げる≒若い世代などの政治への関心を『正しく』向上させる(デマゴーグに惑わされない)、が重要かと思います。

      それが出来ないから、今の体たらくなのですけれど……

      • 砂漠の男 より:

        戦後左翼の70代(団塊+全共闘)が消え去るまで待てないので、ご案内のとおり、保守系ネット民が多い若年層(18~30)を投票に行かせたいですね。選べる先は少ないですが。
        そのために、保守派のインフルエンサーに投票への呼び掛けをお願いもして、やっている人はやってるんですが、それでいまの低投票率ですから、もっと呼びかけないとダメですね。
        前回衆院選では、最高裁裁判官の国民審査もあり、LGBT法賛成のアブナい裁判官がおるからXつけて罷免してやろうとネット上で呼びかけたりしました。結果として全体で10%超の不信任率を達成したので、みんな政治に関心があるはずです。
        https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE294AQ0Z21C24A0000000/

        • 山童 より:

          いっその事、日本も大統領制を導入して、直接選挙でトップを選ぶようにしたらどーでしょう?
          そうしたら若者も燃えると想うのですけれど。リスクとしては韓国みたくなっちまう可能性がある。
          でも、明らかに今の政治家の権限では資料を握る霞が関をコントロールできない!
          安倍さんに田中角栄を足したみたいな奴に、霞が関の人事権を握らせて支配させるしかないと。
          そもそも我が国に大統領が誕生しても国家元首じゃない!
          国家元首はあくまで天皇陛下!
          天皇親政にしろとは言わんですが、タイ国の前国王のように、
          にっちもさっちも行かない時に!
          お叱りを飛ばすくらいの権威と介入権を陛下にお持ちいただいてもよろしいのでは??

          • 七面鳥 より:

            結局は、官僚を何とかしないと、と言う話になるんですよね……

            「選挙で選ばれていない」のに、下手な政治家より権力があるという歪な構造を何とかしたい、というのは、「新宿会計士」さんの十八番でもありますが……
            https://shinjukuacc.com/20250110-01/
            ※この記事の通り、マスゴミも同様というのには全くもって同感です。