被害に遭われた方にはお悔やみを申し上げたい。
ロサンゼルス近郊の山火事 規模拡大 5人死亡 1100超の建物焼失
2025年1月9日 19時17分
アメリカ・ロサンゼルス近郊の山火事では、これまでに少なくとも5人が死亡し、1100を超える建物が焼失するなどの被害を受けました。8日夜になって新たな山火事も発生するなど火は燃え広がり、懸命の消火活動が続けられています。山火事の拡大で「X JAPAN」のYOSHIKIさんなど、ロサンゼルスに住む著名人も避難する事態となっています。
NHKニュースより
火災は複数の箇所から、同時多発的に発生しているらしい。原因は今のところ不明だが、鎮火する目処も不明だと言うから恐ろしい。発生は1月7日なんだけど、もう6日間も燃え続けていることになる。
気候変動だけの問題ではない
発生は海岸沿いから
火元の特定は進んでいないようだが、パシフィック・パリセーズ地区で最初に火災が発生したようだとされている。
アメリカ西部ロサンゼルス近郊のパシフィック・パリセーズで7日に発生した山火事は、非常に強い風によって急速に燃え広がり、地元の消防によりますと火事の範囲は70平方キロメートル近くに拡大しました。
NHKニュース「ロサンゼルス近郊の山火事」より
非常に強い風が吹いていたことから、消火活動が難しかったようだが、不幸なのは火元がそれだけではなかったことだ。
また、ロサンゼルスの北東の地区で続いている火事は市街地に燃え広がっているほか、新たにハリウッド近くの山でも火事が発生していて、ロサンゼルス周辺の山火事はあわせて5か所に及び、その範囲はおよそ110平方キロメートルに広がっています。
NHKニュース「ロサンゼルス近郊の山火事」より

火事発生当日は、強い風が吹いていたことと湿度が低く一帯の空気が乾燥していたことが重なっており、延焼を止められなかったようだ。
消防局の予算削減を提案
そして、ここで問題視されたのは、「2位じゃダメなんですか」ではなく、消防局の予算削減である。
被害拡大、市長責任問う声 消防局予算削減で批判―LA山火事
2025年01月12日19時01分配信
米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊を襲った山火事で、市消防局の予算を削減したとして、ロサンゼルスのバス市長(民主)の政治責任を追及する声が出ている。バス氏は消防局の現在の対応能力に問題はないと釈明するが、「過去最悪」とされる山火事の被害は拡大しており、批判はさらに強まる可能性がある。
時事通信より
現在のロサンゼルス市長は、カレン・バス氏。2001年から民主党系の市長がロサンゼルス市の市長となっており、このバス氏は2022年からロサンゼルス市長を続けている。
反トランプ派としても有名なバス氏は、ホームレス問題に随分と熱心に取り組んでいたようだが、消防には冷淡だったようだ。
問題視されているのは、2024~25年度の市予算で、バス氏の主導によって消防局予算が前年度比で約1700万ドル(約27億円)削減された。地元紙ロサンゼルス・タイムズによると、バス氏は機器購入を減らすことを中心とした予算カットを提案した。
最終的に消防局予算とは別枠で、消防士の昇給や消防車購入費が市議会で承認されたため、消防関連全体で見れば増額となった。ただ、消防局予算の削減を率先した事実に注目が集まり、バス氏は非難されている。
時事通信「被害拡大、市長責任問う声」より
結果的には予算増額に繋がったようなので、果たしてバス氏の責任なのかどうかは不明だが、批判を受けているのは事実のようで。
あくまで、減額提案をした点が批判されているだけで、実際に予算が減ったわけではないことに注意されたい。
ただ、山火事自体は近年増えていたので、そもそも減額提案したことに批判が集まるのは仕方がない。
LA近郊の山火事、焼失面積は60平方キロ超 1200人が避難
2024.06.18 Tue posted at 15:55 JST
米カリフォルニア州ロサンゼルス郡で山火事が続き、焼失面積は60平方キロを超えた。州立公園から1200人が避難した。
州森林保護防火局によると、山火事は15日午後に郡北西部で発生し、17日夜までに63平方キロ以上が焼失。鎮火率は20%にとどまっている。出火原因は調査中。
郡消防局の責任者は17日朝、消防士1000人以上が出動中で、さらに増派する予定だと述べた。
CNNより
米カリフォルニア州 森林火災相次ぎ 一部地域に非常事態宣言
2024年9月12日 12時38分
アメリカ西部カリフォルニア州では今月に入りロサンゼルス近郊などで森林火災が相次いでいて、州は一部の地域に非常事態宣言を出して対応にあたっています。
NHKニュースより
幾つか記事を探してみたが、ロサンゼルス近郊での山火事は2024年だけで複数回発生している。当然、消火活動にはコストが嵩むわけで、そんな中でコストの削減というのは正気の沙汰ではない。
保険がきかない
なお、この山火事の頻度に関しては、保険会社も閉口していたようだ。
米LA大火災、焼失した住宅の多くが「無保険」か 近年の山火事頻発で多数の保険会社がすでに撤退(字幕・10日)
January 10, 2025
今月7日に発生した米ロサンゼルスの山火事は、多額の保険損失額をもたらすと見込まれている。その一方で専門家は、焼失した多くの物件が無保険だった可能性を指摘する。カリフォルニア州では最近まで当局が保険料の上限を設定していたのに対し、近年の山火事の頻発で利益が上がらず多くの保険会社が同州から撤退したり、保険の引き受けを拒否するケースが増えていたためだ。
ロイターより
余りに山火事が多発するので、保険会社が逃げちゃった。だから、無保険の物件も多数あったようなのだ。
何というか、ご愁傷様としかいいようがない。


空襲にでも遭ったかのような状況で、一部でアナウンサーが「ヒロシマのようだ」と形容して非難を受けたみたいなニュースも見かけた程である。どうでも良いが、オマエタチの責任だぞ、アレは。
山火事は何故発生したか
さて、この山火事の原因は不明ではあるが、一度火事が発生すれば消火が難しい状況であったことは事実だったようだ。相変わらず強風は続いているし、乾燥した空気は火事によってより一層困った状態に。
ロサンゼルス火事、再び強風の予報で拡大懸念 確認された死者24人に
2025/1/13
カリフォルニア州ロサンゼルス周辺の森林火災について、現地の気象当局は12日、火勢をあおった強風が今週、再び強まると警告した。消防当局は、3つの山火事について鎮圧作業を続けている。
BBCより
複数の地域で火災が発生していて、鎮火が難しい状況で、再び強風に見舞われる予想になっている。

こうした火災の発生について、気候変動のせいだというのが支配的である。
豪雨による洪水から容赦ない山火事まで、米カリフォルニア州が災害の中心地となる理由
2025.01.10 Fri posted at 17:12 JST
米カリフォルニア州南部が水に沈んでから、まだ1年も経過していない。細長い水蒸気帯を意味する「大気の川」から大量の雨が降り出したのが一昨年の12月。その後も豪雨は勢いを増し、昨年2月初めにはロサンゼルスの雨量が300ミリ近くに達した。冬を通じての荒天で冠水した道路には車が浮かび、数百件の土砂崩れが発生した。
現在、気候の振り子は別方向に振れている。
現地での記録上最も暑い部類に入る夏が過ぎた後、カリフォルニア州南部一帯を干魃(かんばつ)が襲った。雨期が始まった時点で、現地の湿度はこれまでで最も低い水準にあった。そうした中、昨冬の豪雨の中で育った植物が発火点となり大規模な山火事が発生。10年に一度レベルの強風も重なり、火災の範囲はロサンゼルス周辺地域へ拡大した。
~~略~~
乾燥と雨天とが激しく入れ替わるこうした現象は、「天候のむち打ち症」の名で知られ、9日刊行の科学誌ネイチャーに掲載された論文によれば、化石燃料由来の地球温暖化に伴ってその頻度は一段と増している。こうした変動を受けて、山火事や洪水といった災害の被害もより深刻なものになるという。
CNNより
これが全て地球温暖化のせいだというから、都合の良い話だな。
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もちろん「そうでない」とは言わないが、数年にわたってそういう状況が続いているのだから、対策をしていない理由は良く分からない。
就任後、最も力を入れた政策
バス氏が感心を持っているのは、人権問題のようで。
米LA初の女性市長、バス氏が就任 ハリス副大統領の先導で宣誓
2022.12.12 Mon posted at 14:39 JST
米ロサンゼルス市長にカレン・バス氏が就任し、同市初の女性市長が誕生した。市庁舎で11日、非白人女性で初の副大統領、カマラ・ハリス氏が就任宣誓式を執り行った。
~~略~~
バス氏は11日の演説で、市内の路上生活者が約4万人に及ぶという住宅危機への取り組みを強調。多くの市民が多世帯の同居を強いられ、仕事を掛け持ちしてようやく家賃を払っている状態だと述べた。
市内には全米で最も人口が密集している地区が複数あるとして住宅建設の推進を訴え、就任後はまずホームレス対策の緊急事態宣言を出すと表明した。
就任から1年間で1万5000人に住居を提供し、既存の予算を使ってホームレスのテント村をなくす計画だという。
CNNより
積極的にホームレス対策をしたら、火事で家屋を失った人が多数でてしまったという何とも皮肉な話である。
もちろん、バス氏だけの責任ではないし、4期連続で民主党がロサンゼルス市長になったことと関連は……、多分あるんだろうねぇ。
バス氏の前任者、エリック・ガルセッティ氏が市長時代に熱心に取り組んだのは人種差別問題だったようだ。環境問題にも力を入れたようだが、ガルセッティ氏は移民政策に力を入れて、国外追放の危機に瀕している不法移民に法的サービスを提供する基金を設立したりしている。このお陰でトランプ氏とは対立したようだね。
ともあれ、今まで災害対策を行ってきたのは事実で、今現在その対策が不足しているからこそ問題が拡大しているので、これを教訓に火災発生時に対応出来る様な対策を講じる必要があるだろう。
無駄でお金のかかる対策になってしまうが、やらねばならないと思う。
そう、本邦も水害の発生は毎年のように報じられるのだから、それを見越した対策を早急に行う必要がある。「お金の無駄」でもやらねばならない事はあるのだ。そして、防災訓練のような地道な努力も同時に必要となるのだろうね。
追記
追加情報として、被害額について言及した記事が出ていたので紹介したい。
米ロス山火事の経済損失、自然災害で過去最大級か-推定520億ドル超
2025年1月10日 1:44 JST
米ロサンゼルス近郊を襲っている大規模な山火事は、自然災害による経済的損失としては過去最大級に上ることが、暫定データから分かった。山火事に限れば、米史上で最悪の被害額となる可能性が高い。
気象情報サイトのアキュウェザーによると、サンタモニカやマリブ周辺で発生している火災により、住宅価格の中央値が200万ドルを超える全米有数の高級住宅地に被害が出ている。同社では山火事による被害や経済的損失が520億-570億ドル(約8兆2200億-9兆円)に上る可能性があると分析している。
Bloombergより
被害額は9兆円弱と算定されているらしいのだけれど、未だ鎮火していないので被害額は更に上積みされるだろうと思われる。
高級住宅街が燃えたのが、被害額が膨らむ原因になっているようだね。
追記2
スペシャリストの養成かぁ。
米刑務所でエリート消防士養成 社会復帰の一助に
2024年6月6日 07:00作成
米ワシントン州刑務所の受刑者たちが森の中へと分け入っていく。木々の緑や茶を背景に、制服とヘルメットの黄色が映える。
チーム名は「アルカディア20(ARC20)」。刑務所内に設けられた既存の消防作業所から選抜された、スポケーンを拠点とするエリート消防士グループだ。
その狙いは、森林火災の防止に役立つスキルを受刑者に教え、その過程で、彼らが新たなキャリアへの道に踏み出す機会を与えることだ。
ロイターより
この取り組みは、結構前からやられているようで。
カリフォルニアでは受刑者が消防士に!?
2016/07/18
こんにちは。サニー カミヤです。このコラムでは、毎年6月から9月に米カリフォルニア州ロサンゼルス郡で発生する、大規模な山火事で活躍している受刑者で組織された消防士たち、「ワイルドファイアーファイターズ」について、具体的にお伝えしていきたいと思います。
~~略~~
2011年6月、ロスアンゼルス郡保安局、ロスアンゼルス郡消防局の合同災害対策会議において「受刑者を消防士にできないか?」という画期的なアイデアが提案されました。
このユニークで画期的な取り組みを実現するため、パブリックヒアリング(公聴会)を開催したところ、地域住民から反対意見もありましたが、何度も話し合いが繰り返され、2012年6月、最終的に民意を受けて実現しました。
リスク対策comより
なるほど、この予算を……。
コメント
数千年以前は、この地域の自然環境ではそもそも こうした大火は定期的に起きていた。
大火の規模を抑制する為に行われていたのが 定期的な野焼き と言う先住民の知恵だった。
のを、短絡的なカーボンニュートラル政策で禁止したのが、この厄災の原因。
てな 解説も 何処かで見掛けましたね(苦笑)
で、日本の自然環境・気象条件からは、自然発生的な山火事は極めて起こり難い
https://www.walight.jp/2023/08/10/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AF%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%A7%E3%82%82%E7%A8%80%E3%81%AA%E6%A3%AE%E6%9E%97%E7%81%AB%E7%81%BD%E3%81%AE%E5%B0%91%E3%81%AA%E3%81%84%E5%9B%BD/
ダイレクトな教訓は難しい
でも何とか教訓に結び付け、悲劇の防止に役立てたいですね
タイトルに「防火設備の必要性」と書いた事を忘れて結論に至ってしまったので、的外れの話になってしまっていますね。失礼しました。
ただ、日本でも山火事が起きないというわけではありません。
https://www.rinya.maff.go.jp/j/hogo/yamakaji/con_1.htm
ロサンゼルス並になることは先ず考えにくいでしょうが、それでも被害はあるわけですから。効率的に消火できるような手段は獲得しておきたいですね。
アメリカで山火事は然程珍しくないそうですからね。
でも、それなら防火施設としての貯水池を設けておくべきなんではないかと。後知恵なので、今後の課題なのでしょうが。
こんにちは
高級住宅街にしてはペラペラな家が多いですね
まあ平屋なので2x4建築が多いのでしょうが
横合いから失礼します。
これ、不謹慎ですが笑ってしまいました。
https://x.com/mymymyooon/status/1878690615275540726
こんにちは。
確かに、燃えた跡を見ると、余り高級そうには見えないですね。
アメリカ人が、住宅の何処にコストを掛けているのかは知らないので、感想でしかありませんが……。
もともとLA近郊の山火事は有名なんですね。たまに日本のメディアにも出てくる。
ハリウッドセレブが屋敷を全焼して唖然とする光景とかですけれど。海外ドラマとかの影響でダウンタウンなどのイメージが強いけれど。
なので「想定外でした」は通用しない話で、差別問題に注力して、必ず来る災害対策の予算を削っていたと言われても仕方ない。
日本で言えば少子化が統計的に分かりきっていたのに、放置されてきて、今になってクビを締めてるのと同じかと。
30年前、商用でメキシコのティファナからサンディエゴ、LA、サクラメント(どれもカリフォルニア半島)を行き来していた時、唖然とするほどヒスパニックが多かったです。なんか道路工事してるのも、ダイナーで食事運んでるのも、コンビニも…ラティーノばかりでした。
あれならば票田として民主党が予算をそっちに注ぎたいのもわかりますよ。
テキサスもテックス・メックスだけれど、毎度のタイフーン被害が凄いし、保守優勢だから真逆なのですがね。
書き忘れ)
米国には森林火災消防士と言われる独自の職業があって、現場に空挺降下して、爆薬の爆風で消火するという、日本では考えられない消火作業する職種があります。
森林火災の規模が違うんですね。
規模がデカいだけに、軍隊なみの活動する人たちがいて、当然に資金が大きい。
予算を「削減しかけた」が問題視されるのは、そういった背景もあるのではないですかねぇ?
なるほど。
森林火災に特化した部隊がいるのですか。
確かに、住宅火災を消すのとは訳が違いますから、そういう人々が必要かも知れません。
が、確か、森林の維持管理が問題になっていたような……。調べたら追記しておきます。
日米で程度の差こそあれ、自然災害は発生するのです。
その頻度や被害に応じた対策は、当然ながらやっておくべきだと思います。
首長が阿呆だと、なかなか困ったことになるという話であります。
そして、日本も例外なく左派が首長になるケースが多いので、静岡みたいなことに。
首長選挙はもっと慎重に選びたいモノでありますが、これが残念なことにロクデモナイ候補者が並ぶ事が多いのですよね。困ったモノであります。
ははぁ……カリフォルニア州知事ニューサム氏がトランプ次期大統領に「カリフォルニア州民よりワカサギという魚を大事にした」と責められてますな。
生態系保護の為に第一次トランプ政権下のダム建設計画を潰した事への復讐らしい。
消火作業には大量の水は必要でせうから、それはまぁ解るんですが。
そこから見えてくるのは、日本にも降りかかるかも知れない米国の水源枯渇問題。
米国の主な穀倉地帯はロッキーより東の内陸部なんですけれど。これらの農業用水を支えてきた地下水源が枯渇し始めてる。
それら地域は人口が極端に少ない地域なので農作業の機械化は必須で、よってエコに対して目線は厳しい。
んで、カリフォルニアももともと水源豊富で
農工地帯てした。ジェームス・ティーン主演の「エデンの東」で、主役の父の事業ってのが、第一次大戦の欧州へ冷凍コンテナを用いて冷凍レタスを送ろうとするんですね。
で、舞台はたしかカリフォルニア州オレンジ郡です。今では高級住宅地が集まる地域でもある。もともとそうした下地があるので、ダム造ろうとすると、かなり伸び代があって期待てきるのでせうが、逆に言うと米国の農業生産が危ういほと水資源の危機と。
安全保障を口実に、水資源危機を回避する為に動き出しているのでは?と勘ぐるのですが。なんせ「将来的に米国は穀物輸出できなくなりそうです」と言ったら、ウクライナとロシアという農業大国がアレである以上、パニックになりますから!
でも疑えませんかその線は??
面白そうな話だったので、少し調べてみました。
水源関係の話に関しては調べていたのですが、なかなか業が深い感じがしております。もうちょっと纏まったら追記させて頂きたく。
水源枯渇を、地球環境のせいにしているバイデン政権ですが、多分違うんではと。このあたりは、推測ですけれど。
上手いこと纏まると良いのですが、知識が足りないのでなかなか苦戦しております。
あと、カリフォルニア州民問題としてはジェファーソン州独立問題があるんてないですかね。
青い州とされるカリフォルニアですが、実は北部は白人比率が高く、北のバイブルベルトみたいなもん。
ジェファーソン地域とはカリフォルニア北部とオレゴンとあと何だっけ?の
地域で、ここいら合併してジェファーソン州にしようという独立?問題があります。当然に都市部と違い赤い地域ですので、青いカリフォルニアに楔を撃ち込む事になると。
シビル・ウォーでしたっけ年末に公開された米国内戦映画。あれでカリフォルニアとテキサスが組むなどあり得ないとか言う人が沢山いましたが、それジェファーソン地域問題がある事に気付いてない!!
カリフォルニア州のテック企業がどんどんテキサスに流出し、化石燃料も再生可能エネルギーも充分で農耕や牧畜も可能なテキサスには、民主党支持者も増えていて、共和党支持者は危惧してる。それに不法移民問題でテキサスに州兵援軍を派遣した州にはジェファーソン地域の州かある。どこだか忘れたけれども。それら観るとテキサスとカリフォルニアが組むは全くの荒唐無稽とは思えない。 んで、北カリフォルニアは農業盛んですからね。
ダム建設に農業用水をアテにしていた農民には、都市部ロサンゼルスへの反発も強いかと。
そういうあたりがトランプ氏が、あーいう発言する下地なのでないかと。
あー、カリフォルニア北部と
オレゴン南部と、ネバダ西部ですね。
ジェファーソン州の話はちょっと調べて見ましたが、現時点で独立の機運が高まっている感じはしませんでした。
トランプ氏は選挙活動中にそれなりに意識していた感じですがね。
https://www.bbc.com/japanese/53288554
ただ、毎日新聞が主張するような話は、かなり誇張が入った話に感じました。
https://mainichi.jp/premier/business/articles/20210218/biz/00m/020/029000c
問題は確かにあるので、その感情を育てないように努力すべきなのでしょうが。
相変わらず木霊様の耳は早く長いなぁ……ペイルジャンパーでしたか、大規模森林火災現場にパラシュート降下して、爆風や伐採で鎮火する専門職があるのは知ってました。たしか映画「パーフェクトストーム」の原作者であるルポライターが密着取材したルポが、同氏の「危険な仕事へ挑戦レポート本」の中にあって知ってた。その本は総合格闘技選手として試合してみるルポ本の中の一節ですが。
んで、刑務者の中から、その命がけの消火隊を募る話(エゲつねーな。更生を歌うが要は火の傭兵)は10年前に映画になってるし、ヒストリーチャンネルとかで扱われてました。が、あまりにレアで日本には無関係なネタゆえ、その後は知らなかった。
今回はカリフォルニア州やロサンゼルスという自治体レベルでの予算や編成にまで言及されてる。
私では追えなかったネタゆえ、続報して貰えたのは感謝します。