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韓国大統領、自己クーデター(戒厳令宣言)の裏で

大韓民国ニュース
この記事は約14分で読めます。

「自己クーデター」というより、「事故クーデター」になってしまったユンユンだが、驚きの展開が。

「不正選挙疑惑を捜査」 戒厳軍は韓国国会より先に中央選管に到着、職員たちの携帯電話を押収していた

記事入力 : 2024/12/05 22:36

戒厳軍が最初に到着したのはソウル・汝矣島の国会ではなく、果川にある中央選挙管理委員会でした。選管の職員たちの携帯電話を押収し、選挙関連の資料を入手していたことが分かりました。金竜顕前国防部(省に相当)長官は、不正選挙疑惑を捜査するためだと述べたそうですが、これはいったいどういうことなのか、ハン・ソンウォン記者がお伝えします。

朝鮮日報より

本当かな?

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何のために選挙管理委員会を占拠したのか

本当の狙いがあった?!

ええと、2回くらいに渡って韓国大統領が戒厳令を使った話に触れてきた。

前代未聞の事態だし、側近にすら知られずにいきなり「非常戒厳」を宣言する事態になり、国会に戒厳司令部を組織して突入させる事態を迎えたのも不可解ではあった。

検事総長まで務めたユンユンが、韓国の憲法の規定を知らなかったというのも不自然ではある。前回紹介したように韓国の憲法77条の規定ではとてもではないが議会を阻止することは出来ない。

(記者リポート)

戒厳令が宣布された3日夜10時半。戒厳軍およそ10人が中央選挙管理委員会の果川庁舎に入っていきます。

戒厳軍は総選挙、大統領選挙の情報を管理する選管の情報管理局に入ったとのことです。

夜間の当直者5人の携帯電話も押収し、庁舎への出入りも全面的に規制しました。

金竜彬(キム・ヨンビン) /中央選管委員会事務総長

「警戒作戦だけ実施すると言って、計3時間20分にわたって占拠しました」

(非常戒厳の)布告文が発令されると110人が追加で動員され、私服姿の国軍防諜司令部の関係者らが同行したとの疑惑も提起されました。

中央(選管)委員会の果川庁舎だけでなく冠岳庁舎と選挙研修院にも戒厳軍が投入されましたが、3カ所に配置された軍人は297人でした。

国会に動員された280人よりも17人多かったのです。

これについて、金竜彬・元長官は「不正選挙疑惑を捜査するための措置だった」と明らかにしました。

朝鮮日報より

国会に突入する勢力が少ないとは言われていたのだけれど、他に狙いがあったというのは意外な展開である。そして、この捜査手法が本当に正しいのか?という疑問は出てきてしまうのだが、狙いがあったのであればユンユンの不可解な言動も多少は理解できる部分はある。

だけど、それが本当だとしたらユンユンは随分大きな賭けにでたものだね。少なくとも大統領を辞任すれば内乱罪による捜査は避けられないからだ。

各国とも調整

更に、外交部も動いているようだ。

韓国外交部 非常戒厳巡り「宣言直後から米国と各レベルで意思疎通」

記事入力 : 2024/12/05 21:40

韓国外交部は5日、尹錫悦大統領が宣言した「非常戒厳」が韓米関係に及ぼす影響に関連し、「政府は戒厳令発表直後から韓米間の各レベルで緊密な意思疎通を維持している」と明らかにした。 

また「米国側は韓国の民主主義と堅固な韓米同盟を支持し、韓国と緊密に意思疎通しているという立場を明らかにしている」とし、韓米同盟に対する公約を明確にしようとする米国の意思の表れと評価した。

そのうえで「政府は今後も持続的な意思疎通を通じて韓米同盟が揺らぐことなく発展していくよう努力する」と強調した。 

朝鮮日報より

宣言前にアメリカに事前交渉を行うことはしなかったようなんだけど、宣言直後からアメリカとの連絡をとって緊密に意思疎通をしたとある。

「後から連絡とは何事」というアメリカのお怒りを買っても、今回の手法は必要だと考えたのだろう。

しかしそうだとすると、「凡そ民主的手続きを無視した大統領の暴走である」というレッテルは貼られたままってなことに。

無責任極まりない

それにしても、最初の記事のタイトルで「御乱心」という言葉を使ったのだが、実に不可解な話である。

尹大統領は戒厳宣言から6時間後の4日未明、非常戒厳を解除し、「決然たる救国の意志により非常戒厳を宣布した」「度重なる弾劾と立法独占、予算独占で国家の機能をまひさせる非道な行為は直ちに中止するよう要請する」と述べた。しかし、野党が多数の国会で、過半数の議決だけで戒厳が解除されることは分かりきっているはずなのに、尹大統領が何のために非常戒厳を宣言し、解除したのかについて、国民が納得できるような説明はなかった。無責任極まりない。

朝鮮日報より

当然、大統領が周囲に何の相談もなく動いたというのはにわかには信じ難いし、実際に何らかの相談は行っていたようだ。

尹大統領、「非常戒厳」宣布前に閣議開催…閣僚の大多数は反対していた

記事入力 : 2024/12/04 20:51

尹錫悦大統領が3日夜の「非常戒厳」宣布に先立ってソウル竜山の大統領室で国務会議(閣議)を開き、非常戒厳宣布案を審議に付託した際、出席した閣僚の多数が非常戒厳宣布に反対していたことが分かった。しかし尹大統領は非常戒厳宣布を推し進めたのだという。

与党関係者が4日に明らかにしたところによると、3日夜、韓悳洙首相をはじめとする閣僚らに対し、大統領室に来るよう連絡があった。全閣僚19人のうち約半数が大統領室に到着し、午後9時ごろ閣議が開催されたという。韓首相をはじめ閣僚の大多数は非常戒厳宣布案が審議されることを事前に知らされておらず、現場で初めて知ったことが分かった。

~~略~~

韓首相をはじめ閣僚の多数は非常戒厳宣布に強く反対したという。閣議に出席したある閣僚は「(非常戒厳を宣布しなければならないという)談話の内容について大統領の意思が非常に固く、誰も止められなかった」と話した。

朝鮮日報より

閣僚はその宣言の直前に話を聞いていた上で、止められなかったというのだが……。ええと、大多数は反対したというのは分かる。

分かるが、「大多数」ということは賛成した閣僚も僅かにいたという事を意味するよね。

止められなかったこと自体が無責任な話ではあるのだが、しかしその計画を知ってなお賛同した閣僚がいたということは、「裏の狙い」というのも知らされたという意味だろう。

この狙いが功を奏するかは不明だが、まだ明らかにされていない話は色々ありそうだね。

なぜいきなり

さて、冒頭に紹介した通りに選挙管理委員会の襲撃を行ったことが明らかになった訳だが、ではこの襲撃の狙いは一体何だったのか。

考えられるのは4月の選挙結果を覆す資料の押収である。

4月の選挙が無効であったことが分かれば、民主主義の冒涜をしたのは「共に民主」の方であったということになる。が、おそらくそれだけでは弱い。

【解説】 なぜ尹大統領はいきなり非常戒厳を宣布したのか……翌朝には解除

2024年12月4日

韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が3日夜、「非常戒厳」の宣布を発表した。これを受けて大勢が国会議事堂の周りに集まり、戒厳令に抗議。国会は素早く、解除の要求を議決した。

~~略~~

その民主主義社会にとって、今回の出来事は、ここ数十年で最大の挑戦だと見られている。

専門家らは、民主主義国家としての評判を落とすという意味では、2021年1月6日に起きた米議会議事堂襲撃事件よりも大きなダメージを、韓国にもたらすかもしれないとしている。

ソウルにある梨花大学のレイフ=エリック・イーズリー教授は、尹氏の非常戒厳の宣布について、「法的に無理し過ぎで、政治的にも判断ミスだったと思われる。韓国の経済と安全保障を不必要に危険にさらすものだった」と分析。

「彼の発言は、四面楚歌の政治家のようだった。増え続けるスキャンダルや、組織的な妨害行為、弾劾の要求などに対して懸命に対処しようとしているが、それらはすべて、今後ますます強まっていくだろう」と述べた。

BBCより

BBCが分析するように、理由はどうあれユンユンは手続き的に大きな瑕疵のある決断をしてしまった。その結果、「韓国の民主主義」そのものに傷をつけた。海外での評価はその一点で大きく失墜した。

韓国前国防相「不正選挙捜査が目的」 非常戒厳宣布直後に中央選管へ戒厳軍300人出動…選管トップ「情報流出なかった」

記事入力 : 2024/12/06 07:32

韓国の中央選挙管理委員会は5日、尹錫悦大統領の非常戒厳発動直後、約300人の戒厳軍兵士が京畿道の果川中央選管庁舎、水原選挙研修院、そしてソウル冠岳庁舎に出動したことを明らかにした。今回の非常戒厳事態で、国会以外に戒厳軍が出動した国家機関は選管だけだ。

~~略~~

事実、戒厳軍は中央選管庁舍情報管理局事務室にも進入した。ここでは個人情報と選挙情報関連データサーバーが管理されているが、戒厳軍はここに進入しても特別な行動は取らなかったという。中央選管の金竜彬事務総長は、持ち出された物品があるかどうかについて「ない。軍が完全に撤収した後、電算・ログ記録を確認した時も被害はなかった」と答えた。韓国最大野党・共に民主党は「ユーチューバーたちの主張を確認するために戒厳令を宣布したのか」「深刻な憲政秩序に対する挑戦であり、このような大統領が大統領の座を維持することは、国を危険にさらすことだ」と主張した。

朝鮮日報より

しかし、不可解なことに戒厳軍は不正選挙の証拠を押収するようなことを行わなかったとされている。奇妙な話である。

戒厳軍を一体何のために動員し、何の狙いがあったのか。

韓国大統領選、尹錫悦支持者が「選挙の公平・公正」を疑う至極もっともな理由

2022.3.7(月)

韓国では先週末、次期大統領選出に向けた国民の選択が始まった。3月9日の大統領選を前に、4日、5日の2日間で期日前投票が実施され、歴代最高の36.9%の投票率を記録したのだ。約4419万人の有権者のうち、実に約1600万人がすでに投票を済ませた。

~~略~~

2020年4月の総選挙では、与党の「共に民主党」とその比例代表用の衛星政党とで180議席を占め、過半数をはるかに上回る議席を獲得した。一方、保守野党の「未来統合党」(現国民の力)は103議席で歴史的な敗北を喫した。ただ議席数では大きな差を見せているが、両党の全体得票率は、共に民主党が49.9%、未来統合党が41.4%と、わずか8.5%の差だった。小選挙区の多くで、わずかな得票の差によって当落が分かれたのだ。

この当落を大きく左右したのが期日前投票だったと言われている。本投票でリードしていた未来統合党の候補らが期日前投票箱の開票が始まった後、民主党候補らにわずかな差で逆転され落選したのだ。

これが保守系政党支持者の一部が現在も主張している「2020総選挙における不正選挙論」の核心だ。ここに、期日前投票での得票率が全選挙区にわたって一律的なパターンを持っているという主張がなされ、そこに一部専門家が同調するなどして不正選挙論が大きな注目を集め、現在もそれを信じる保守系政党支持者の多くは、期日前投票ではなく本投票で一票を行使するという考えを強く持っている。

JB Pressより

2020年4月の選挙も2024年4月の選挙も、韓国保守派の間では不正選挙の噂が出ていた。だが、選挙についての不正は確認されてはいない。つまり、不正選挙は現時点においては陰謀論の類いであって、何ら根拠のない話である。

具体的な証拠がある事を知って選挙管理委員会に突入したということであれば、物品の押収をしないまま(選管の職員の携帯電話を押収したという話は出ているが)、数時間で撤収してしまったのは理に合わない。

左派も「共に民主」のやり方には苦言

この件に関して左派寄りとされる中央日報はこんな指摘をしている。

民主化以降に導入した現行政治制度の効用が消えているのも問題だ。代表的なのが多数制民主主義だ。戒厳宣言は大きな判断ミスだったが、大統領の談話は間違ったことばかりが書かれているのではない。野党は十分に議会独裁と呼んでも過言でないほど議会権力を乱用し、それによって政府の正常な業務を遂行できなかったのも一部は事実だ。そしてそのような過激な議会権力乱用は野党代表の防弾のためというのも多数の国民の目にはっきりと見えた。ただ、尹大統領はこうした問題を妥協で解くべきという民主主義的な政治信念が不足しているだけだ。

野党がこのようにできたのは各選挙区で一票でも多く得れば議席を占める現行選挙制度と関係がある。全体投票の45%が死票となり、50.5%を得票した民主党は国会を掌握することができた。そしてその議会権力が、0.73%差で大統領選挙で勝利した大統領の独占的行政権力と赤裸々に衝突したのが今回の戒厳騒動でもある。選挙の結果で権力を独占するのではなく分配する制度の導入をこれ以上先延ばしにすることはできない。

中央日報より

野党側の暴挙は目に余る、と。

実際、今年の4月以降、韓国国内の政治は殆ど前に進んでいない。大半の国民がそう望んでいなかったにも関わらずだ。

とはいえ、定められた手続きを経て決まった結果に対して、異を唱えたところで詮無きことである。適法に決まった結果に対して、違法な手段で何かを覆そうということはおかしな話だからだ。

未だ何か出てくるのかも知れないが、7日には弾劾訴追されるかどうかが決まる。新たな事実が判明したところで、ユンユンの非常戒厳の宣言に瑕疵があった事実は覆らないのだから、韓国政治の空転は当面続きそうである。

追記

あー、速報が出たな。

【速報】韓国与党代表は、大統領の迅速な職務執行停止が必要だと表明した

2024年12月06日09時35分配信

韓国与党代表は、大統領の迅速な職務執行停止が必要だと表明した。

時事通信より

韓国大統領の早急な職務執行停止が必要-与党「国民の力」代表

2024年12月6日 10:13 JST

韓国与党「国民の力」の韓東勲代表は6日、尹錫悦大統領の早急な職務執行停止が必要だとの認識を示した。弾劾訴追案が可決される可能性を高めるスタンスの変化となる。

韓氏は党の会合で、信頼できる証拠を通じて尹大統領が非常戒厳を宣布した当日夜に主要政治家の逮捕を指示した事実を確認したと発言。尹氏が大統領職を継続した場合、国民を危険に陥れる恐れがあると述べた。

Bloombergより

これで弾劾訴追は避けられない情勢になってきたと言えよう。

ただ、この期に及んで不可思議なのは、ユンユンの動機と戒厳令を発令出来た理由が今以て不明である点だ。3箇所の選挙管理委員会を選挙する理由も不明だが、軍隊を動かすためにはキチンとした理由が必要なのである。

幾ら極秘に事を進めたとはいえ、みんながみんな「知らなかった」と言い、アメリカも実行されるまで知らされていなかったなどというのはおかしな事である。

韓国軍のトップは大統領であるユンユンであったが、まさかその作戦に異を唱えなかったというのも不思議ではある。突入した軍隊も弾を持たずに事に当たったという噂であるし、何かデモンストレーション的な雰囲気を感じる。

コレが明らかにならないと、モヤモヤが晴れないのだが……。

追記2

ナニカ凄いこと言い始めたぞ。

「尹大統領、戒厳宣言後に政治家の逮捕を指示」 情報機関幹部

2024.12.06 15:24

韓国の情報機関、国家情報院(国情院)のホン・ジャンウォン第1次長(次官級)は6日、国会で情報委員会の委員長と会合し、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が3日に「非常戒厳」を宣言した後、国会議長や与野党の代表らの逮捕を直接指示したことを明らかにした。

~~略~~

金氏によると、尹大統領は非常戒厳を宣言した直後にホン氏に電話をかけ、政治家らを逮捕するよう指示。国情院にスパイ活動など共産主義活動の捜査を行う「対共捜査権」を再び与えるとして国軍防諜司令部を支援するよう指示したという。ホン氏が防諜司令官に電話をし、尹大統領の指示を伝えると、司令官が逮捕対象者のリストを言い、検挙のための位置追跡を要請したという。

逮捕対象者は禹元植(ウ・ウォンシク)国会議長や与党「国民の力」の韓東勲(ハン・ドンフン)代表、共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表、同党の朴贊大(パク・チャンデ)院内代表、同党の金民錫(キム・ミンソク)最高委員、同党の鄭清来(チョン・チョンレ)国会法制司法委員長、野党「祖国革新党」の曺国(チョ・グク)代表、革新系ユーチューバーの金於俊(キム・オジュン)氏らだったという。

聯合ニュースより

この話は果たして本当なのだろうか?以下が、ユンユンが指示したとされる逮捕者リストである。

  • 国会議長 禹元植(ウ・ウォンシク)
  • 「国民の力」代表 韓東勲(ハン・ドンフン)
  • 「共に民主党」代表 李在明(イ・ジェミョン)
  • 「共に民主党」院内代表 洪翼杓(パク・チャンデ)
  • 「共に民主党」首席最高委員 金民錫(キム・ミンソク)
  • 「共に民主党」国会法制司法委員長 鄭清来(チョン・チョンレ)
  • 「祖国革新党」代表 曹国(チョ・グック)
  • 前大法院長 金命洙(キム・ミョンス)
  • 革新系ユーチューバー 金於俊(キム・オジュン)

韓国国会で政治に影響のある人物を軒並み逮捕させたかったということらしい。しかし、この証言に信憑性があるかどうかはわからない。国家情報院(KCAI)といえば、過去に色々とやらかしている組織でもある。

そして、この報道が流れた後に、KCAIのトップが否定しているんだな。

「尹大統領から政治家逮捕の指示なかった」 韓国情報機関トップ

2024.12.06 16:02

韓国の情報機関、国家情報院(国情院)の趙太庸(チョ・テヨン)院長は6日、国会で情報委員長との会合後、記者団に対し、3日に「非常戒厳」が宣言された当時、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領から政治家らの逮捕の指示を受けていないと明らかにした。

聯合ニュースより

何が本当なのやら。

ただ、このリストが存在したのであれば、与党「国民の力」の韓東勲氏が意見を翻した理由としては十分だろう。なにしろ、逮捕者リストに自分の名前が載っていたのだから。ついでに、ユンユンと韓東勲氏の不仲説って、何度か流れているんだよね。

追記3

状況が二転三転しているが、どうやら今夜はセーフだったようだ。

弾劾訴追成立せず 韓国

2024年12月07日21時37分

韓国国会で7日、大統領弾劾訴追案の採決が行われたが、投票数が200に満たず成立しなかった。

時事通信より

野党の党首は何度でも弾劾訴追するという発言をしているので、今回の不成立で弾劾の危機を逃れたわけではないのだろう。

ただ、韓国国会前には人々が詰めかけていて、弾劾を求めて大騒ぎしている。市民がこれだけ出てきている以上は「またやる」という動機にもなるんだろうと思う。

どうなることやら。

コメント

  1. 七面鳥 より:

    こんにちは。

    >検事総長まで務めたユンユン

    検事総長だったからこそ、政治家としては結局素人も同然から抜け出せなかったのだな、というのが七面鳥の感想であります。
    政治屋で一番大切な「根回し」がまるで出来てない印象。
    だからこそ、国防大臣だか高校の先輩だかの「そそのかし」に乗っちゃった、そんな感じだと思ってます。
    「軍部は支持している」とかなんとか、調子の良い夢見てたんでしょうね。

    どっちにしても、これで、韓国が政治的に三流以下の国である事が世界中に知れ渡ってしまったわけで、なんなら政情不安の中東やアフリカの国と大差ないと、欧州では認識されるのではないでしょうかね。
    早ければ来年五月、遅くとも次の大統領選で左派政権が誕生するのは間違いなく、早いか遅いかの違いだけ……でもないか、早いとイジェミョン政権になって、遅いとイジェミョンは豚箱送りになる。この辺で誰かが大博打打たせた、何てのは三文芝居的には良いネタなんですがねぇ……

    多分、ユンユンは真相は墓穴の中まで持って行くでしょうね。

    • 木霊 木霊 より:

      こんにちは。

      ユンユン、何処かのタイミングでどんな狙いがあって、何が失敗だったかを明らかにして欲しいのですが、今のところは無理っぽいですね。

      X界隈では韓国のことを「成熟した民主主義の国」と持て囃すお笑い一派がいますが、事件を拾っていくと、とてもそうとは思えないんですよね。
      連中、何処の何を見て、そんな寝言を言っているのでしょうか。

  2. 山童 より:

    この国って何でいつもこうなの??
    こちらに無関係なら永遠にモメてりゃ良いのだけれど。面倒臭い事に隣国だから。
    文句つけるしか能がないからパヨクが多いのか、パヨクが多いから文句つけるしか能がないのか?? 

  3. 匿名 より:

    どうやら弾劾否決で、代わりに権限停止??我々には理解不能の安定の斜め向きK-決着の模様
    しかしこの状況、野党プンプンで、一方ユン戒厳令の動機らしき予算案審議ストップはそのままになる公算も大で
    年明けには行政ストップし、戒厳令も出せないから軍も動けず
    北朝鮮としちゃ年明けソウル攻略の大チャンスかもて事?

    • 匿名 より:

      おっと米軍が「まだ」いるのでコレはありませんね。失礼しました

    • 木霊 木霊 より:

      弾劾否決でどうなることやら。
      とりあえず時間を稼ぐことで与党がなにか策を弄することになると思いますが、野党のアホウどもを逮捕していければ、もうちょっとマシになるんではと。与党としてはそれしかないと思うのですよね。