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【寝言】石破氏に「コップの半分を満たせ」と迫る韓国

大韓民国ニュース
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寝言は寝てから言って貰えませんかね。

【社説】石破新首相が「コップの半分」満たすことを期待する=韓国

2024.09.30 11:50

自民党の新総裁に石破茂元幹事長が選出された。日本は議院内閣制であり与党の総裁が首相となるため、石破新総裁は来月1日に召集される臨時国会で第102代首相に選出される予定だ。2025年の韓日国交正常化60周年を控えて昨年から熟してきた関係改善基調が、石破首相の就任をきっかけにさらに成熟した韓日関係に発展することを期待する。

中央日報より

もう、日本と韓国との関係は、「それなりの距離を保ち、丁寧に無視をする」ということで結論が出ている。何かにつけてお強請りする国は、適当にあしらっておくべきだろう。

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非韓三原則をお忘れなく

コップの水理論

石破氏の歴史認識はかなり怪しく、過去何回も慰安婦問題に言及する機会があったが、まあそれはさておこう。外務省の役人にレクチャーを受けても馬耳東風という感じなのかもしれないが、正しい歴史認識は承継して貰わねば困る。

さておき、韓国側は「コップの半分を満たせ」論を未だに振りかざしているのだが、こんなのは無視でいい。

韓国の場合、コップに水を継ぎ足しても、勝手に飲んだり、勝手に大きさの違うコップに内容を移し替えたり、穴を開けておいたりとやりたい放題である。

来年は1965年に韓国と日本が国交正常化に合意してから60周年となる。石破氏は「小渕・金大中時代のような良い関係に戻ればよい」と述べたことがある。石破氏が望むように尹錫悦-石破体制で韓日関係をより一層強める未来志向的な里程標をどう提示するかに関心が集まる。尹錫悦-岸田体制で半分ほど入れたコップの水の残りを共に満たすことを期待する。

中央日報「石破新首相が「コップの半分」満たすことを期待する」より

大体、戦後賠償というモノは日本と韓国の間には存在しないし、両国間の債務は日韓請求権協定(1965年)で放棄したことになっている。

そもそも持ち出すべきコップなど存在しないし、コップに水を注ぐのは日本側ばかりで、浪費するのは韓国側ばかりである。

あまり書いてもいつもの繰り返しになるので、このあたりにしておくが。

アジア版NATOと核共有の話

ところで、この中央日報の記事にもおかしな話が出ている。まあ、中央日報の記事は徹頭徹尾おかしいのだが。

防衛相出身の安保通の石破氏は岸田政権の外交・安保基調を概して継承するとみられる。米国の核兵器の共有と「アジア版NATO(北大西洋条約機構)」創設を公約に掲げた。高度化する北朝鮮の核・ミサイル脅威に対応し、韓米日の安保協力をより一層強化・発展させるのが当面の課題だ。

中央日報「石破新首相が「コップの半分」満たすことを期待する」より

ええと、おかしな話というのは、「アジア版NATO」の話である。

石破茂氏が総裁選で掲げた「アジア版NATO」創設…国際情勢は緊迫化、さっそく問われる外交手腕

2024/09/28 07:00

自民党の石破茂新総裁は、ロシアがウクライナ侵略を続け、中国が覇権主義的な動きを強めるなど、国際情勢が緊迫化する中での就任となった。防衛力強化に向け、日米同盟を中心とした同盟国・同志国との連携を加速させることは急務で、外交手腕が早速問われることになる。

~~略~~

ただ、日本は、国の存立が脅かされる事態などに限って集団的自衛権の行使を認めており、石破氏の構想には「現実的に難しいのではないか」との指摘もある。

讀賣新聞より

讀賣新聞はやんわり否定しているけれども、実際のところ「アジア版NATO」という構想は夢のような話で実現不能でもある。

石破氏の構想はかなりふんわりしたもので、具体性は見当たらない。NATO自体がアメリカありきの多国間同盟であり、核になる国家が面倒を見る構造になっている。

まるっきり本家NATOの機能をコピーする必要はないだろうが、結局のところ集団的自衛権の行使がキモとなるのが多国間同盟ということになる。そして、本家NATOは加盟国が戦争になった時に、同盟国は自動参戦する決まりになっている。ところが、日本の立場では集団的自衛権行使が現行憲法下で限定的になっているので、同盟の責務を果たすことは難しい。そうであるならば、アジア版NATOの実現は、先ず、憲法改正ありきなのだ。

それ以上におかしいのが核共有の話で、この話は「どの国の核兵器」をあてにするんですか?という議論が抜けている。アメリカの核兵器をあてにするのであれば、アメリカを巻き込んだ多国間同盟を作らねばならないが、それについてアメリカは否定的である。

石破氏は、アジア版の北大西洋条約機構(NATO)の創設も持論としてきた。だが、米側は「集団安全保障や正式な機関について話すのは時期尚早だ」(クリテンブリンク国務次官補)として、否定的な考えを示している。

朝日新聞より

或いは、トランプ氏が大統領に返り咲いたら核共有の話などは前に進む可能性があるけれども、そもそもNATO型の核共有って、アメリカの核を同盟国内で使う前提なんだけれども。

この点、韓国大統領のユンユンも、日本の首相になるゲルも同様に誤解している気がしてならない。

韓国側の狙いは?

さて、こういった話もあって、韓国側のスタンスというか狙いが気になるところではあるが、韓国側の狙いは常に「日本からうまくお金を引き出す」ことなので、やっていられない。

また、こんな話もある。

韓国メディア、相次ぐ「コップの半分」記事・・目指すはユン大統領の国賓訪問か
韓国大手メディアが、石破政権での日韓関係に関する記事を載せました。いわゆる「コップの半分」関連です。2024年10月1日の情報です。

シンシアリー氏もコップの水理論の話を持ち出されているのだけれど、どうやら韓国側は日本訪問を国賓待遇でという話もあるようだ。

そして、韓国側が切実に願っているのはこちらの話。

日本の「50年時間稼ぎ」に…韓国、第7鉱区来年に奪われるか

2024.05.20 07:34

「世界最大規模の石油」が埋蔵されているとの希望を抱いて50年以上開発を推進してきた「第7鉱区」を日本と中国に奪われかねないという警告が出てきて注目される。

中央日報より

……「奪われかねない」って、もともとアンタのモノじゃないだろうよ。

韓日共同開発協定を結んだ第7鉱区の位置。[グラフィック=ヤン・ユジョン記者]

韓国側の主張する海域は、幾ら何でも欲張りが過ぎる。だからこそ、「共同開発」というおかしな理屈で収めたのだけれども、流石にこの海域の開発は金にならないので日本側としては放置してきたという経緯がある。

だが、韓国側は一儲けしたいらしい。

おそらくは、この辺りの話にアプローチしてくるのだろうね。厄介な隣人をもったものである。

コメント

  1. 匿名 より:

    石破氏がついに日米地位協定の改定に言及しましたね。これによって日米合同委員会は不要となります。そもそも日米地位協定なんて大した議題もないのにこんな委員会をたくさんの官僚を集めて月2回もやっている。このことに誰も違和感を覚えないのが不思議。おそらく石破はわかっている。
    外交安全保障でもう少し日本の自立性が出てくることを期待します。

    • 木霊 木霊 より:

      総理としてこの手の話題にぶっ込むのは中々の度胸だとは思いますが、根回しなしの正論振りかざしというのがいけません。
      外交安全保障分野で、多少詳しいから、問題点も見えているということなのでしょう。
      自主性は確かに必要なんでしょうけれど、「専守防衛」という方針からして受け身ですから、そこから変えないとダメだと思います。

  2. 七面鳥 より:

    こんにちは。

    「コップの半分を満たせ」
    「呑みたいならその分金払え。あと、態度ってもんがあるだろ?」
    「しゃ、謝罪と賠償を……」
    「おととい来やがれ!」
    こうですねわかります。

    高市さんならついでに塩撒いてくれそうでしたが、ゲルだとどうだろうな……信用してません。