支那も忙しく活動しているようだね。
中国 “比の巡視船 故意に接触” 比は中国の違法行為で船に穴
2024年8月20日 0時02分
中国海警局はフィリピンと領有権を争う南シナ海で、フィリピンの巡視船が海警局側の船に故意に衝突しようとして接触したと主張しました。一方、フィリピン側は中国側の違法で危険な行為によって2隻の船が損傷したと明らかにし、両国間の緊張が再び高まるおそれがあります。
NHKニュースより
この話、注目しておきたいと思う。
更に対立激化か
フィリピンの領海で領有権を主張する支那
この話は、前からトラブルになっていた話で。
日本も無関係ではない。
どういうわけか、NHKは支那の主張を中心に報道を行っているのだけれど、日本としてはフィリピン側の主張を採用すべきだろう。もちろん、一番良いのは事実を把握することなのだけれど、残念なことに第三者の目撃証言は今のところないし、どちらかの主張を参考にするしかない。
中国が南シナ海でまたも暴挙、海警船がフィリピン巡視船に故意に衝突
2024.8.21(水)
フィリピン(比/比国)政府は8月19日、同国沿岸警備隊の巡視船2隻(「BRPバガカイ」と「BRPケープ・エンガノ」)が、エスコダ礁(Escoda Shoal)南東約20海里の海上で、中国海警局の艦船(以下、海警船)2隻(「CCGV-3104」と「CCGV-21551」)に衝突されたと公表した。
JB Pressより
日本としては、巡視船を供与するなどフィリピンのコーストガードに協力している立場であるのだから、やっぱりフィリピン側の主張から事実を汲み取っていく必要があろうと思う。
そういう意味でも、NHK、テメーはダメだ。
もちろん、フィリピン側の主張に嘘がある可能性も考えていかねばならないのだが、侵略者側の主張をメインで取り上げるというのには、違和感がある。
フィリピンのEEZ内での出来事
そして、報道から分かる範囲の状況から判断しても、やっぱり支那の方の主張は無理筋なのである。
比国家安全保障会議のジョナサン・マラヤ次官は、この争いは「中国海警局の船舶による違法かつ攻撃的な行動」によるものだとし、衝突された2隻の巡視船は南山島(Nanshan Islands)とフラット島(Flat Islands)のフィリピン基地への補給任務を遂行しており、事件後も任務を継続すると述べた。
事件が起きたエスコダ礁は、比国の排他的経済水域(EEZ)内に存在する。
JB Press「中国が南シナ海でまたも暴挙」より
先ずは場所だが、フィリピンのEEZ内での出来事であり、支那海警局の船舶が侵入している場合には、無害通航の範囲での運行でなければならない。
つまり、徒にフィリピンの巡視船に近接したこと自体が、おかしいのである。
フィリピン沿岸警備隊のタリエラ報道官は中国海警局の船がフィリピンの巡視船2隻に衝突しこのうち1隻は直径1メートルあまりの穴が開いたと明らかにした上で「最大の被害だ。中国海警局の危険な操船によるものだ」と述べました。
また、フィリピン政府は声明を発表し「さらなる緊張の高まりを防ぎ、この海域を航行するすべての船の安全を確保するため、自制と国際法の順守を強く求める」と呼びかけました。
NHKニュース「中国 “比の巡視船 故意に接触”」より
NHKニュースには、支那側の主張を裏付けるような動画も公開されているのだけれど、画像が粗すぎて何の証拠になるのかイマイチ良く分からない。
ただ、支那が実力行使に出てきたことで、フィリピン側としても態度を硬化させざるを得ないわけで。
こういうケースでは、日本を含めた第三国の介入を行う方が、トラブルになりにくい。
どういう対応が適切か?という点は吟味する必要があるのだが、幸か不幸か日本は関わらざるを得ない立場にある。先ずは態度をハッキリさせて、毅然とした対応をすべきだろうね。
コメント
NHKガチで売国組織なのが明らかに。
やっぱり前記事のラジオのアレ、故意にやっとるんだと思います。公安事案でないですかね?
ここでもNHK批判をやっちゃいましたが、ここのところこんな話ばかりですね。
こんにちは。
民主党政権時代のアレを思い出しますね。
漁船がヤクザなんだから、それを取り締まる海警がヤクザじゃ無いわけがない。
ましてや、支那の海警は今は軍の下部組織。
これが、中央の指示を忠実に実行したのか、末端が突っ走ったのか、そこ次第で話しがまた変わってくるかなと。
末端のコントロールが取り切れているとは、七面鳥は思ってないので、だとすると、どこでどう火蓋が切られるか、分かったもんじゃない、って言う意味で、これ以上のエスカレートは危険ですね。
中央の指示だとしても、それはそれで(むしろその方が)危険かもですが。
こんにちは。
人民解放軍の暴走という可能性は、十分にあると思います。
習近平氏のグリップが緩んでいる感じですからねぇ。エスカレートしないといいのですが。
う〜んとですね……中国南岸の風習と歴史はかなり厄介でして。
ふっちゃけ言います。この辺りの海警は南岸地域の漁村出身が多く、こいつらは倭寇の子孫。おまけに械闘という風習があって、これは農村や漁村が腕力で争議解決する風習で、釘バットに火炎瓶に猟銃に青龍刀が飛び交う「カチコミ」なんですよ。
一度に火が付くと手に負えないので、地方政府も見て見ぬふりしてきた悪習。軍でないと鎮圧できないから。信じられない事たが胡錦濤政権まで行われていた。
んで、現地には苗刀と呼ばれる日本の斬馬刀みたいな日本刀もどきがあり、
薩摩の示現流そっくりな剣術がある。実は台湾の鄭成功のように後期倭寇の大半はシナ人であり、明朝の海禁政策で陸に上げられたシナ人倭寇の子孫が、この武装漁民なのです。こいつらが海警への人材供給源になっている。つまり武装海民と海警は歴史的にツーツーで、(危ない漁民マフィアを陸から遠ざける為に、海警の下請けさせて海へと追放したいきさつがある!)
とても区分けが面倒な連中なんですよ。
なにしろ清朝後期には、清朝だけどころか
ムガル帝国や英東インド会社の船まで襲っていた奴らで、それぞれが出自を大事にしているから、鎌倉武士の海版で、招集かかると網を放り出して集まる習性がある。
そういう「民間」が海警の下にいる事は…もう少し海上保安庁も意識した方が良いです。
かれらは海の便衣兵なのですよ。
海上民兵達のガラが悪いという話は、聞き及んでいるのですが、説明いただいたような出自を考えれば納得ですな。
実際に、マラッカ海峡で積極的に資金集めをしているという噂も聞き及んでいますから、フィリピンに日本が手を貸したというのは実に業腹な話なのでしょう。それに鈴を着ける役目が海警局と思っていましたが……、逆なのかも知れませんね。鈴をつけているというよりは、便利に使っている感じと。
しかしそうすると九段線のあの話は、違う構図に見えて来ちゃいますね。海賊の縄張りを主張するような話で、それを中央政府が追認していると。
>中国南岸の風習
真っ先に思い出したのが、三国志演義の「孟 獲」なあたりが終わってる七面鳥です。
だとしたらなおのこと、何かあったら手綱なんか引いてられないでしょうね。
台湾有事が、東南アジア有事に化けてもおかしくない気がしてきました。
>海の便衣兵
もう、入国する支那人の全員が「便衣兵」、いや、組織内部に居る、出自を支那にもつものもそう思った方が良いのかも……(NHKの方を見ながら。マイナカードの偽造も、データ流出もそうですし)
※あまつさえ、富士山頂で五星紅旗振り回した罰当たりもいるし。木花之佐久夜毘売はともかく、磐長姫を怒らせたら知らんぞ。
今月25日には、フィリピンのTV取材班による同国沿岸警備艇上での現場レポートの最中に、
支那海警船によるフィリピン沿岸警備艇への故意の衝突事件が起きていました。
https://www.youtube.com/watch?v=3tTg8IcriIc&t=270s (4:30~8:45)
明らかに支那海警船がぶつけに来ていますが、支那の放送では、フィリピン沿岸警備艇が
海警船の進路に割り込んできたことになっているんでしょう。
最近は、こうした威嚇やハラスメント行為が方々で増えていますね。
横合いから失礼。
かの国の国内的には「やってやった!英雄的!」なんでしょうけど、今はその情報(映像)が文字通り秒で世界中に流れるって事を理解出来てない、あるいは、そもそも「世界」というものを認識出来ていないのでしょうね。
※自分で言ってて、「中華とそれ以外」の認識なんじゃって気が付いて、ちょっと怖くなってます。
多分、「やってやった」結果の映像は、支那国内では流れないのでしょう。
世界が認識できないというのは、案外本当かも知れません。
8/29付け産経ウェブ記事に拠りますと、25日の衝突事件の後、在フィリピン日本大使が支那を非難する声明を発表しました。
https://www.sankei.com/article/20240829-UGHBPFPRVBMMNOG5D7JZIGTOUY/
また、同日の産経新聞記事に、27日に米国防総省が「米艦船によるフィリピン沿岸警備艇の防護活動が米比相互防衛条約で可能」との見解を発表したことが記載されています。
自衛隊の吉田統合幕僚長は、支那電子偵察機の領空侵犯に警戒を表明しました。
https://www.sankei.com/article/20240829-E4NNI7QWORLZLFSSSSNOPQOK5Y/
思っている以上に、事態が慌ただしく動いているのかもしれません。
慌ただしく動いている感じはありますね。
自衛隊も、ここ最近の一連の話の中で忸怩たる思いをしていると思いますから、びしっと対応する積もりになっているのではないでしょうか。