韓国の無責任タンカーは出禁にすべき

随分前から気にはなっていたのだけれど、ふざけた展開で終わりそうである。

座礁した韓国船籍ケミカルタンカー、積み荷の「シクロヘキサン」放出開始…鹿児島県・口之島沖

2024/06/06 10:20

第１０管区海上保安本部は５日、鹿児島県十島村・口之島沖で座礁した韓国船籍のケミカルタンカーの所有会社側から、積み荷の化学物質シクロヘキサンの放出作業を開始したと連絡があったと発表した。

讀賣新聞より

タンカーの事故があることは、ある程度は仕方がないと思う。しかし、迷惑をかけたならばさっさと撤去しなさいよ。

事故を起こすタンカー達

ケミカルタンカーの事故

この事故、今年3月に発生している。この辺りの海域は難所であるとは言われているが、事故に遭う船の多くは韓国籍なんだよね。

山口 下関沖 韓国船籍のタンカー転覆 8人死亡を確認

2024年3月20日 18時41分

20日午前、山口県下関市の六連島の沖合で11人が乗った韓国船籍のケミカルタンカーが転覆した事故で、海上保安部によりますと、これまでに9人が救助され、このうち8人の死亡が確認されたということです。 海上保安部などが残る2人の乗組員の捜索と救助を急いでいます。

NHKニュースより

違った、これじゃない。

こちらのタンカー事件は、4月16日に座礁したケミカルタンカーで、積み荷は「アクリル酸」だった。

下関沖で転覆 ケミカルタンカー 船体の引き起こし作業完了

05月23日　13時57分

ことし３月、下関市の六連島の沖合で、韓国船籍のケミカルタンカーが転覆し、乗組員９人が死亡した事故で、２３日、転覆した船体を引き起こす作業が行われ、およそ２か月ぶりに船体が海上に姿を現しました。

～～略～～

船の燃料の重油は、今月（５月）上旬にすべて抜き取られましたが、積み荷の「アクリル酸」およそ９８０トンは積まれたままで、これまでに「アクリル酸」の流出は確認されていないということです。

NHKニュースより

無事引き起こされたというニュースは5月に報じられていたね。

冒頭の記事の方は、4月に座礁した方だった。

口之島沖タンカー座礁 所有会社の別のタンカーが先月にも事故

04月22日　19時09分

今月１６日、十島村の口之島で韓国船籍のタンカーが座礁した事故で、このタンカーを所有する会社では、別のタンカーが、先月、山口県下関市の六連島の沖合で転覆し９人が死亡、１人が行方不明となった事故を起こしていたことが捜査関係者への取材で分かりました。

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一方、口之島沖の事故について、鹿児島海上保安部は、適切な進路を取らなかったことが座礁した原因だとして、２２日、６２歳の韓国人の船長を業務上過失往来危険の疑いで鹿児島地方検察庁に書類送検しました。

NHKニュースより

問題は、コイツの積み荷が「シクロヘキサン」だったことだね。

アクリル酸とシクロヘキサン

で、アクリル酸の方も有機化合物で人体に有害ではあるのだけれど、シクロヘキサンの方も有機化合物で人体に有害である。どちらがより有害か？というと、アクリル酸の方が危険度は高い。

アクリル酸	シクロヘキサン

NFRA 704でシクロヘキサンは青１赤３黄０と評価され、アクリル酸は青３赤２黄２と評価されている。数字は０～４の5段階で、青が健康被害、赤が燃焼性、黄が不安定を示す。

ただ、シクロヘキサンは黄０評価ということは水に溶けないので、該当海域に留まられるとちょっと厄介。

発表では、船舶の所有会社が手配したサルベージ会社が、同日午前９時２０分にシクロヘキサンの海への放出作業を開始。船体周辺のガス濃度は安全な値を満たしており、口之島沿岸部でもガスは検知されていないという。放出作業は少なくとも２週間程度かかる見込み。

讀賣新聞より

海に捨てずに持って帰りなさいよ！

なお、4月末にはシクロヘキサンの流出が疑われるニュースもあった。

座礁したケミカルタンカーの積み荷「シクロヘキサン」？周辺で基準超す…鹿児島県・口之島沖

2024/04/26 14:28

鹿児島県十島村の口之島沖で１６日に発生した韓国籍のケミカルタンカーの座礁事故を巡り、第１０管区海上保安本部の坂巻健太本部長は２５日の定例記者会見で、「船舶の所有者に対し、早急に撤去するよう指導していく」と述べた。

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鹿児島県十島村の口之島沖で１６日に発生した韓国籍のケミカルタンカーの座礁事故を巡り、第１０管区海上保安本部の坂巻健太本部長は２５日の定例記者会見で、「船舶の所有者に対し、早急に撤去するよう指導していく」と述べた。

讀賣新聞より

さっさと撤去しないから。

2ヶ月放置

だがこのタンカー、4月に座礁してから6月になるまで放置され続けた。

口之島で座礁した韓国船籍タンカー 船体が中央部分で折れる

05月16日　15時03分

十島村の口之島で韓国船籍のタンカーが座礁した事故で、現場に残されていたタンカーの船体が中央部分から折れたとみられることがわかりました。

海上保安本部は巡視船などを派遣して、タンカーに積まれている化学物質が漏れていないかなど、詳しい状況を確認しています。

NHKニュースより

5月には船体が折れるなどの状況になって、このニュースの時点ではシクロヘキサンが漏れ出る事態は確認できていなかったようだが。

ちなみに、アクリル酸を積んだ方も1ヶ月ほど放置されていた。

転覆タンカー 韓国の会社が現場に“放置”1カ月　薬品を積み…漁業関係者から不安の声

2024/04/22 18:15

薬品を積んだタンカーが転覆したまま放置され、漁業に懸念が広がっています。

安岡漁港から船で沖に10分ほど出た所にある転覆したタンカーは、船底を上に向けて、まさに事故当日と同じ状態で今も残っています。

タンカーは転覆した場所で1カ月間、浮かんだままです。船内には刺激臭のあるアクリル酸980トンも積まれたままです。

テレ朝NEWSより

もう、アノ国のケミカルタンカー、本当に迷惑だな。

過去にも

そもそも、この韓国のタンカー達、下関沖で転覆した方が「KEOYOUNG SUN」で、口之島沖で座礁した方が「KEOYOUNG PIONEER」。

どちらも、韓国に本社を置く「KEOYOUNG SHIPPING」という会社なのである。

そして、過去にもおかしな事故を起こした会社である。

空荷のタンカーが溶接作業で爆発、「大丈夫」という思い込みが招いた死亡事故

2017.11.30

2016年9月9日の夕方6時40分ごろ、和歌山県和歌山下津港を出港して三重県四日市市の四日市港に向かっていた回送中のケミカルタンカーの貨物タンクが爆発した。乗組員1人が死亡し、2人が重傷などを負った。死亡事故を招いたのは、ルールの不徹底とリスク軽視の安易な思い込みだった。

日経XTECHより

このニュースは、回送中のケミカルタンカーで溶接作業をしてしまい、貨物タンクが爆発した事件である。

一体、どういう社員教育をしているのか良く分からないのだが、聞くところによるとこのタンカー会社、中古のタンカーを買い漁って多数運用しているようで、扱いが随分雑なのではないかと指摘されている噂である。

実際に、転覆、座礁したタンカーを放置したことからも、その傾向があるのでは？と疑われる。

そんなタンカー会社に危険物を搬送させるのはやはり問題だと思うので、調査させて出禁にしないと。