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日本を揺るがす劇症型溶血性レンサ球菌感染症の感染拡大で韓国人観光客が減る?!

報道
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おいおい。

「旅行に行こうと思っていたのに…」 日本で致死率30%の感染病が急速に拡散

2024.03.20 07:25

日本を訪れる韓国人観光客が増えた中、最近日本各地で致死率が最大30%に達する感染病が急速に拡散して注意が必要だ。

中央日報より

日本国内メディアで報じられない記事だが、韓国の中央日報日本語版には載ってしまうのだね。「観光立国」が聞いて呆れる。

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怖い感染症を正しく怖がろう

日本国内での感染事例が多数

このニュースのソースはイギリスのガーディアン紙などのようだが、劇症型溶血性連鎖球菌感染症(STSS)への感染が日本国内で広がっているとのこと。

英国日刊紙「ガーディアン」など複数の外信報道を総合すると、今年に入って1~2月の間に日本で「劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)」感染事例が計378件報告された。47都道府県のうち2県を除いたすべての自治体で感染が確認されたという。

中央日報「旅行に行こうと思っていたのに…」より

そんなニュースは知らないぞ?!と思って調べて見たが、一部では情報開示されていた。

感染症「STSS」過去最多に

2024年1月31日

発症後の致死率が3割~7割と極めて高い「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」(STSS)の患者数が昨年過去最多を記録したとして、政府は注意を呼び掛けています。このSTSSは、咽頭炎の原因となる溶連菌に感染することでまれに引き起こされる重篤な感染症です。

なお、STSSは「人食いバクテリア」と呼ばれることもありますが、この感染症の実態を適切に表す表現ではなく、差別・偏見等につながる可能性があるとして、政府はこの呼称の使用は慎重に検討して欲しいとしています。

自民党のサイトより

……連鎖球菌をなぜ「レンサ球菌」と書いてしまうのか。

感染症「STSS」過去最多に

さておき、感染例が多数報告されている実態はあるとのこと。

A群溶血性レンサ球菌による劇症型溶血性レンサ球菌感染症の50歳未満を中心とした報告数の増加について(2023年12月17日現在)

国立感染症研究所のサイトにも、この情報は出ていて、重篤なケースでは死に至ると報告されている。

一時期減少傾向が見られたが

グラフを見て解るように、令和3年度には一旦感染者数が減っている。令和2年から減り始めて令和3年が底になっていて、再び増加傾向だ。

明らかに武漢ウイルス感染症が切っ掛けになって減ったと推測されるね。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行開始後である2020~2022年の報告数は減少していたが、2023年7月以降、50歳未満を中心として報告数が増加した。

国立感染症研究所のサイトより

うんまあ、普通はそう思うよね。そして、感染が減った原因はおそらく手洗いうがいの徹底だろうというのが、自民党の見解なわけだ。

さておき、気になる情報が中央日報に載せられていた。

一方、今年2月に日本を訪問した外国人観光客を国籍別に調査した結果、韓国人が最も高い比率を占めたことが分かった。19日、日本政府観光局(JNTO)が発表した2月の訪日外国人統計によると、先月日本を訪問した韓国人は81万8500万人で最も多かった。

中央日報「旅行に行こうと思っていたのに…」より

えー?!

これって韓国から持ち込まれ……。え?無関係?

確かに冷静に考えれば、因果関係はないのだろう。

訪日ラボさんより

グラフに相関が見られるとしても偶然の一致である。

現状で解っている感染経路なのだけれど、実は半数の感染経路は不明、残りの感染ルートは「傷口から侵入する経路」「喉や鼻の粘膜から侵入する経路」だといわれている。

つまり接触感染と飛沫感染が支配的な感染ルートであるとされ、確かに武漢ウイルス感染症拡大と共にマスクをする人が増えたことで飛沫感染が減ったと推定すれば、減少した時期に関する説明はつく。

海外から持ち込まれた株の影響について

まあ、韓国人とSTSSとの関わりについては冗談ではあるが、外国から持ち込まれた株により感染拡大が起こったという説はあるようだ。

致死率3割の劇症型溶連菌、患者最多 感染力強い株確認

2024年2月26日 5:00

急速に症状が悪化し、致死率が3割とされる「劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)」の患者が2023年に過去最多の941人となった。感染力の強い株が国内でも確認され、今年も前年を上回るペースで患者が報告されている。厚生労働省は手の消毒やマスク着用など基本的な感染対策の徹底を呼びかけている。

~~略~~

患者の増加の背景について、菊池教授は「新型コロナの5類移行による感染対策の緩和や、海外から持ち込まれた毒性の強い株の流行が要因ではないか」と分析する。感染研によると、英国で10年代に流行した病原性や感染力の強いとされる株が、日本国内でも23年夏から増えているという。

23年は溶連菌の一種である「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」が流行した。厚労省は子どもから大人に感染するなどし、STSSを発症した患者が増えた可能性があるとみている。

日本経済新聞より

うんうん、イギリス起源の危険株が広まった可能性があるってことだね。それにしても、感染力はさほど高くなさそうではあるんだけど、一旦感染すると致死率は3割というのはかなりキビシイ。

特に、発症から死に至るまでの時間が短いのがマズイ。

「朝起きたときは足の先が腫れている程度だったのに、4時間ほどで膝まで腫れて壊死(えし)し始めていた」。感染症に詳しい東京女子医科大学の菊池賢教授はSTSSで死亡した70代男性の症状をこう振り返る。男性は40度以上の高熱が出て、病院に搬送された際には意識がもうろうとした状態だった。

STSSは手足などの壊死を引き起こすことがあり、「人食いバクテリア」とも呼ばれる。致死率は3割程度とされる。

原因となるのは溶連菌だ。通常は感染しても一般的な風邪症状にとどまるが、まれに重症化してSTSSを発症する。初期の症状は咽頭痛や発熱で、組織の壊死や多臓器不全などが起こる。発症後、数十時間で死に至ることもあるという。

日本経済新聞「致死率3割の劇症型溶連菌、患者最多」より

溶連菌との関係性も指摘されていて、とにかくSTSSという症状があって、関連性が疑われる症状となったら、即手術が出来るような体制が必要がある。知識として「怖い病気がある」ということと「対処法」は知っておくべきなんだろうね。

え?冒頭の韓国人観光客?いや、それ、割とどうでも良い情報だよね?減っても問題ないし、個人的には推奨したいところである。

コメント

  1. 山童 より:

    前々から一部では警戒されていた疾病なのですけれど、たしかに致死率は高いが、感染例は少なく、また致死率100%の狂犬病などに比べると、どうなのか。
    むしろ狂犬病予防注射しないで飼っていた犬が人を襲ったニュースや、ヒトーヒト感染しないと言われていたマダニによるウイルス疾患が、患者を治療していた医師が感染した昨日のニュースとかの方が私は怖いです。
    あとフェンタニルか……何しろ原料はとなりのC国産ですから。単なる麻薬でなく、腰痛などの神経痛治療薬として産まれてますから、塗り薬になる。つまり皮膚から入るんですよ。んで、ヘロインの30倍だかモルヒネの100倍だかの毒性あるんで、畳んだ紙幣に入れておいておくだけで、拾って開封しただけで中毒する。
    密売人が紙幣に畳んで売っていたのを、偶然に拾った主婦が死亡したりしてる。
    これなんかテロに使えますよね?
    この間の参政党による住血線虫の宿主たる生物をバラ撒く話とか、病原体にせよ、寄生虫にせよ、薬物にせよ、その種の危険なものを持ち込んだり、拡散したりする可能性ある者を厳しく取り締まるべきなんですよ!!
    六価クロムに汚染された猫の一件だって、ネットで「猫が可愛そう」とかの騒ぎになってて、安全保障的な話は後手に回されてました。
    私も猫が好きですけどね、んな話をしてる場合じゃなかろう!とね。つか確実に死んでるわ! どうやって無事に回収して、そのような管理体制に置かれた事を吟味すべきてあって、猫がぁーとか騒いでる場合ですかね?
    正直、この国の安全保障に対する考え方を180度かえないと、そのうちちとんでもない目に合うでせう。
    なんでコロナであれだけ騒いで変わらないのですかねぇ?

    • 木霊 木霊 より:

      STSSは、今のところ位置づけとしては「奇病」の類いですからねぇ。
      狂犬病の話もどこかで触れた方が良いかも知れませんが、こちらも治療方法がやっかいですからね。発症したら致死率100%とか言われていますものね。
      そういえば、猫騒ぎも結構な盛り上がりでしたね。なかなかに興味深い話であります。

      安全保障の話が余り盛り上がらない理由は、日本において「身近に感じる」という機会が少ないからかも知れません。かなり身近な話のハズなんですが、マスコミはそういう温度で報じませんから。

  2. 匿名 より:

    韓国観光?
    韓国建物と韓国衛生のトラップを躱わす究極の生き残りゲームですよね。

    • 木霊 木霊 より:

      強姦やぼったくり、放火などの「国技」に気をつけねばなりませんね。
      どうして、官民挙げた韓国観光の誘致などやっていたのか。