あっはっは!
日本に「化石賞」 “気候変動対策に消極的” 国際NGOが発表
2023年12月4日 5時54分
気候変動対策を話し合う国連の会議「COP28」で、国際的な環境NGOは、日本が石炭火力発電所などを延命させ、再生可能エネルギーへの移行を遅らせているとして、気候変動対策に消極的だと判断した国に贈る「化石賞」に選んだと発表しました。
NHKニュースより
イイヨー、どんどんやれー!
環境団体は総じて盲目的な組織であることが多い
国際的な環境NGO(笑)
どんな団体が偉そうに日本に「化石賞」を贈ったかは知らないが、そういう賞なら謹んで頂こうじゃないか。
このうち日本については、火力発電所の化石燃料の一部を、二酸化炭素を排出しないアンモニアなどに転換することで排出削減を進めようという日本の取り組みに触れ、「国内だけでなくアジア全体で石炭火力などを延命させ、再生可能エネルギーへの移行を遅らせている」などと批判しています。
化石賞のトロフィーを受け取るパフォーマンスをした日本の環境NGOのメンバーの長田大輝さんは「気候変動の影響が世界中で出ていて、一刻も早く脱化石燃料をしないといけない中、日本はそれができていない。脱化石燃料に向けて具体的な行動をしないといけない」と話していました。
NHKニュースより
このブログでは散々、再生可能エネルギー発電を馬鹿にしてきただけあって、何とも心強い話ではある。
ただ、非常に残念なことに岸田氏には効いちゃっているみたいなんだよね。目を覚まそうよ。
何が脱炭素か知らないけれども、そんなの適当なお題目を唱えてやっているフリすれば良いんだって。
ちなみに、NHKニュースには名前が出ていないのだが、「化石賞」を出そうとしているのは、「気候行動ネットワーク」という団体らしい。
自作自演である。
ちなみに、ニュージーランドやアメリカも仲良く受賞しているようだが、どうして支那には出さないのかな?
aiは勝つ
ご冥福をお祈りいたします。
え?違う?
さておき、このCANという団体だが、各地で「ご活動」をしているグレタ氏をとても尊敬しているようだ。
Climate Action Network(気候行動ネットワーク、CAN)は130カ国・1800を超える環境NGOの世界的なネットワークです。人間活動が起こした気候変動を、生態学的見地から持続可能なレベルまで抑制するために政府や個人の行動に働きかけています。
www.climatenetwork.org
そして、COPの会議の場に現れては、良く分からない抗議行動を起こしてメディアにアピールすると言うのが彼らの実態である。活動資金を得るために必死にアピールして帰る。
別に、彼らの行動が気候変動に何かプラスになるなんて事はないんだろう。CANがどんな活動をしているのかを詳細に知らないんだが、言っていることは荒唐無稽だ。
https://www.can-japan.org/wp-content/uploads/2023/03/CANJ_Kikoseisaku2023.pdf
環境対策には多額の費用がかかるのだが、この手の団体は政府に対して何かしろと迫る割に、その政策の実現性や費用面について顧みることはない。脱炭素を目指せという割には、水素やアンモニアの混燃技術開発をするなとか、ちょっと何を言っているのか良く分からない。
再生可能エネルギー発電は「既に実用化されている技術」に認定されているが、エネルギーの安定供給の観点から見て、欠陥発電方式と言われても仕方がないのが、再エネ発電である。そもそも、国民の生命と財産を守るのに、安定的な電力供給が不可欠なのに、そんなことは欠片も考えていないということころが凄い。
現実的には原発再稼働
なお、じゃあどうしたら良いのか?といえば、原発の再稼働である。既存の技術を有効活用するというのであれば、それが最も現実的な選択肢なんだけど、そんなことは欠片も言及していないのが、清々しいね。
何故ならば、CANは環境テロ組織緑の欠片との関わりが深いからだ。
さらに、日本は、原子力産業を支援することで、世界に誤ったシグナルを送ることをやめなければなりません。原子力発電の比率を20~22%に維持することは、多数の古い危険な原子炉の再稼働と、新しい原子炉の建設なしには実現不可能です。しかし、原子力発電には、安全管理の問題や核廃棄物の最終処分などの問題があります。
CANのサイトより
件の緑の欠片とは全く関係ないが、グリーンピース・ジャパンもこんなことを言っている。
「安全管理の問題や核廃棄物の最終処分などの問題があります」って、それは原子力産業への支援とは全く無関係な話。
確かに、安全管理はしっかりすべきだし、核廃棄物の最終処分に関しても真剣に取り組む必要はある。だが、これらの問題は、今日、原発を全て廃炉にすることを決めたところで、何ら変わりなく解決すべき課題である。一方で、全ての原子炉を動かす決定をしたとしても、変わらずに解決すべき課題なのである。
よって、再稼働して電力を安く供給することは、日本経済にも貢献できるし、環境保護の活動資金を捻出することにも貢献するはずだ。
これが、未だ日本に原子炉が存在しない時点であれば、建設反対に賛同できるのだが、既に存在しているからねぇ。
世界は原発を増やすことに決めた
日米仏で賛同
なお、こうした環境組織の思惑はさておき、温室効果ガス削減の有効なツールとして原発を活用する方向に向かっているようだ。
世界の原発容量「2050年までに3倍」宣言 米仏など、日本も賛同
2023年12月2日 16時30分
米エネルギー省は2日、「世界全体の原発の発電容量を2050年までに3倍に増やす」との宣言に、日本を含む22カ国が賛同したと発表した。温室効果ガスの排出を減らす対策の一環として、国連の気候変動会議(COP28)に合わせた。
朝日新聞より
まあ、世界各国の首脳としては、原油の値段に一喜一憂するのに疲れた部分はあるのだろう。
この宣言には、米日のほか、英国やフランス、スウェーデン、フィンランド、韓国、COP28議長国のアラブ首長国連邦(UAE)などが賛同した。「今世紀半ばまでに、温室効果ガス排出の実質ゼロを達成する上で、原子力は重要な役割を果たす」とし、世界全体の原発による発電容量を20年比で3倍にするという目標を掲げている。
朝日新聞より
尤も、こうした動きも残念ながらお題目だけに終わりそうだ。支那やエジプトなど、積極的に新規原発の建設に動いている国もあるんだけど、残念ながら先進国では軒並み新規原発建設は絶望的である。
やるのであれば、再稼働とリプレースくらいが関の山かな。
SMRはダメっぽい
そういえば、SMRの話が盛り上がるか?と思っていたのだけれど。
米原子力規制委、SMRで初の設計認証…実用・量産化へ前進
2023/02/14 15:00
米原子力規制委員会(NRC)は、米新興企業ニュースケール・パワー社が2029年の稼働を目指す小型モジュール炉(SMR)の設計を認証した。同型炉の安全審査を今後簡略化できるとした。SMRの実用・量産化に向けて大きく前進した。
讀賣新聞より
このニュースケール・パワー社だが、SMRの建設計画の承認を受けながら、設計計画を打ち切ってしまった。
米ニュースケール社のSMR初号機建設計画が打ち切り
10 Nov 2023
米国のユタ州公営共同事業体(UAMPS)とニュースケール・パワー社は11月8日、エネルギー省(DOE)のアイダホ国立研究所(INL)でニュースケール社製小型モジュール炉(SMR)の初号機建設を目指した「無炭素電力プロジェクト(CFPP)」を打ち切ると発表した。
原子力産業新聞より
この内幕は良く分からないが、ニュースケールパワー社の見積もりが甘く、発電コストが高くつくことが判明して、色々と交渉を続けたものの買い取り拒否されるなどの公算が高くなったようだ。
インフレの影響も強かったとされているが、この会社そのものがちょっと怪しい部分もあった。
空売り報道についてコメントを発表=米ニュースケール・パワー〔BW〕
2023年10月31日14時10分
小型モジュール式原子炉(SMR)の米ニュースケール・パワーは、空売りに関する報道に対してコメントを発表した。
時事通信より
詐欺の類いが疑われるのだが、実際のところはどうかハッキリしない。
ただ、今回の計画が上手く行かなかった背景にはコストの問題があるのだが、そもそも経済性を高めるために大電力を発電する方式を採用したのに、小型化でリスクを下げる手法を選んだのであれば、電力は高くなるのは当然であって、当初の見積もりから甘かったのでは?という印象を持つ。
SMRの小型化でリスク低減するという話は、核の分散化に繋がる。そうすると、警備上のリスクが高まることは言うまでもないので、結局のところは価格が高くなることは避けられないだろう。
革新軽水炉
で、今のところSMRに行けないのであれば、何が現実的なのか?といえば、どうやらまだ軽水炉の方面で行くのが現実的らしい。

三菱重工が開発中の原子炉なのだけれども、これもあまり期待できる話ではなさそうだ。

ある程度の最新の知見を盛り込んだ設計になっているのだが、これ、作る気があるのかはかなり怪しい。何故ならば、建設コストが高くなることを避けられないからだ。可能だとしたら、古い原発を廃炉にしてその敷地内に建て直す方法だが、これが可能な敷地が日本にどれだけあるのか?ということを検証すると、なかなか悩ましい事になりそうだ。
まあ、頑張って欲しいんだけれどもね。

コレが世界の原発運用状況である。現状運転出来るのは33基で、4基運転中(2022年6月現在)のようだけれども、今後も使える原子炉はおそらくは半数の15基程度だろうと思う。
そうすると現状で取り得るのは火力発電所の更新
ということで、原発再稼働をしている間にやるべきは、現状、稼働している火力発電所を更新することなんだけど、これが政治的にやらないとコストの面でかなり難しい状況になっている。
燃料費が高騰しているので、電力会社が設備更新をやれるような状況にない。その為にも原子力(ry
特に頑張って欲しいのは石炭火力発電所なんだけど、コストはちょっと高くなりそうだね。
排出対策ない石炭火力発電所「新設せず」 岸田首相表明
2023年12月1日 23:06
岸田文雄首相は1日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開いた第28回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP28)の首脳級会合で演説した。国内で二酸化炭素(CO2)などの排出削減対策を施さない石炭火力発電所は新設しないと表明した。
日本経済新聞より
岸田氏が石炭火力発電所に否定的な発言をしたと切り取る人もいるのだろうけれど、これはIGCCやIGFCにリプレースしていくという話なんだけれど。

高効率の方向に舵を切るというのが日本の方針で、コレを否定したのが冒頭のニュースなのである。

そもそも日本の火力発電所って、かなりクリーンになっているんだけど、コレを更に推し進めると言っちゃったものだから、実現率とか指摘されると辛い。

なお、このグラフなんだが、そもそも「ネットゼロ」の基準の作り方が怪しいという話もあって、何の意味があるのかは良く分からない。どうして支那のグラフがないんですかねぇ?
そもそもアメリカと日本では省エネに対する取り組みのあり方が異なる。「乾いた雑巾」と評価される日本の現状を考えると、削ることの出来る余地はさほどない。
だからこそ、出来るところから手を付けていこうというわけだが、ソレを批判するのが環境NGOなのである。
まあ、僕自身はそもそも二酸化炭素削減目標なんてクソ食らえだと思っている側なので、環境NGOから何を貰ったとしても、どうでも良い評価なんだけどね。
コメント
過日、デモで車道をふさいで救急車とめた環境保護団体に、????????のTVがインタビューしたら、謝罪の言葉もなく「今やらないとならないから!」と正当化してた。
今やらないとならないとはいえ、だから実力行使して、救急車が間に合わなくても構わないというのは、何らテロリストの論理と変わらない!!
んで、それらを野放しにしてるのって、ドイツとか米国の民主党とか変な左翼化してる連中でしよ?
んで岸田については、まぁ木霊様の高評価あったんで調べたら、まぁ「汚染水と北京の称するもの」について、「今回は半島は大陸の尻馬に乗らなかった現実」があって、そこは岸田のユンくんとの連携外交による「お手柄」だと評価しるんですよ。でも、LGBTQ理解促進なんたら法案で、完全に見捨てました。
こいつ結局は犬なんだよなと。だけどその「飼い主」はトップが1年も経たずに変わる可能性かある。んてトランプになった場合、今のバイデンらに尻尾をフリフリした事に「ペナルティ」来ますせ!
敵に尻尾を降ってた属国の与党を、黙って許すほど、あの御仁は寛大てはない!
結局は、そういう「単に首相でいたいだけ」の人で、まぁ目先の大統領にヘコヘコする為に、環境についても「科学的な検証も待たない感情的な情報」に、ヘタレて揉み手するのてせうね。
ヒーローになった漁師さんの勇気は認めるが、黙って御身大事にしていてくれた方が良かったのでないか疑わざる得ない。やっぱり再評価は却下します。
岸田氏の政策全てを評価しているわけではありませんし、評価できない話も多々ありますよ。
それは外交方針でも同じでして、特に今回取り上げていませんが韓国とのスワップ再開は最悪です。
LGBTQ理解増進法も、意味が分かりませんよね。何か、「意味があった」という人もいるんですが、僕にはその辺りは未だに理解出来ていません。
暗殺未遂事件については、何とも言えないところではありますが、アレがあっても安倍晋三暗殺の真相究明に乗り出さない理由が良く分かりません。
犯人、単独犯じゃないと思うんですよね、あれ。
ああ木霊様もそう思います?
初犯の単独犯にしては、手際が良すぎるんですよね。山上は元自っても、特殊な訓練を積んだ隊員じゃないし。それなりにテロリストとして有能なのかも知れませんが……
そでも武器弾薬の自作からやって、ロクな試射もせずに、初犯であそこまて出来るか?
国松警察庁長官狙撃事件に似た闇を感じるのですね。
貧相な武器で、的確に一人を討ち取っています。
あんなの、至近距離でも致命傷にするのは困難でしょうから、安倍晋三は不幸だったとしか言い様がありません。
ですが、武器製造やテストに関してはかなり不自然です。
幾ら運が良いとは言え、黒色火薬の製造から銃のテストを「安全に行った」というのはちょっと信じられません。そんなに幸運は重なるものでしょうか?岸田氏の件もありますから、次の犯行を防ぐためにも徹底的に調査すべきでした。
こんにちは。
>国際的な環境NGOは(略)発表しました。
結局のところ、これって、環境意識高い系による全世界に向けた公開オ○ニーなんですよね。
感動ポルノならぬ、環境ポルノ。
でも、欧米では高視聴率。
見せ物になるのは、「殴っても絶対に文句言わない」黄色い猿。
くっだらない。
そんなクソ会議のために費やされたエネルギー量と、そこから発生した二酸化炭素がどれくらいだか発表すれば良いのに。
こんにちは。
環境ポルノですか。
まあ、彼らの仕事になっている感じですから、その環境を破壊しない限り跋扈するのでしょうね、あの手の輩は。